ブラジリアンワックスは痛いという印象を持つ人が多く、チャレンジしてみたいけど怖くてできないという人もいます。
ブラジリアンワックスは本当に痛いのでしょうか?痛くないように処理する方法があるのでしょうか。ブラジリアンワックスの痛み、また軽減する方法について詳しく解説します。
目次
ブラジリアンワックスはどのくらい痛いのか
毛のセルフ処理はカミソリや毛抜き、シェーバーなど利用していると思いますが、ブラジリアンワックスの処理が痛いのでは?と思うのは、毛抜きで毛を引き抜く際の痛みと同じと思っているからではないかと思います。しかし考えているほど痛いというわけではないのです。
毛抜きで処理する場合、1本ずつ抜くたびに痛みが走ります。しかしブラジリアンワックスで処理する場合、一気に何本ものムダ毛を引き抜くので痛いというよりも熱いという表現の方があっているといいます。
[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]痛くないか?といえば、全く痛くないわけではありません。もちろんその一瞬痛みがありますが、ビッと剥がした瞬間のみの痛みなので、我慢できないくらいということもないでしょう。[/chat]人によって痛みの感じ方は違うので、怖いという人もいるかと思いますが、痛みに不安があるという人はサロンで1度、処理してもらえば痛みの度合いがわかるでしょう。
ブラジリアンワックスはどうして痛いのか?
ブラジリアンワックスはムダ毛を毛根から引き抜く処理です。ワックスを塗って強い力で引きはがされる時、ムダ毛だけではなく毛根周辺の細胞も皮膚の角質も一緒に剥がれるので痛いと感じます。
ただ毛抜きの処理のように1本ずつ抜くわけではないので、広範囲に刺激があり熱いと感じたという人が多い処理です。
もちろんブラジリアンワックスでどこを処理するのか、部位によっても痛いか痛くないか、違いがあります。女性の場合、腕や足の毛は男性よりも細く弱い毛なので痛みはそれほど感じないでしょう。
しかしVIOラインはワキの毛は他の部位の毛と違い、濃く太く根もしっかりしているため、痛くないとは言えない処理です。
ただ、ずっと何回も痛いという処理ではないので、経験した方はリピートすることが多いといいます。
ブラジリアンワックスの痛みは一瞬だから我慢できる
VIOラインやワキ毛、最近は鼻毛に利用する人も多いブラジリアンワックスは、やってみたいけど痛そうで不安という人も多いです。
しかし、ブラジリアンワックスを利用して体毛を処理したことがある人は、痛みはそんなに気にならないといいます。
鼻毛をブラジリアンワックスで抜くことを考えるとまさしく痛そうなのですが、なぜワックスを利用したことがある人は痛みが気にならないというのでしょう。
例えばVIOラインを脱毛処理するとします。医療レーザーを利用した処理を行う場合、照射するたびに痛みが伴います。毛抜きでセルフ処理する場合も、1本ずつ、引き抜くたびに痛いのです。
しかしブラジリアンワックスの場合は、処理する箇所について、1回・一瞬痛みがあるだけです。後に残るような痛みではなく、瞬間的に痛い、熱いと感じるだけなので、痛みが気にならないのです。
痛くないブラジリアンワックスの方法・・毛の長さを一定にしよう
これからブラジリアンワックスを利用して体毛の処理をする人は、なるべく痛まない方法を理解しておきましょう。使い方、痛くないようにするコツなどを知っていれば、ブラジリアンワックスは怖いと思うほどの痛みはありません。
正しく処理できるように、ワックスについてきた説明書などをしっかり読み、利用しましょう。
ワックスで処理したい部位の毛は、一定の長さにカットしておきます。ただ短くなりすぎるとワックスで引きはがしにくくなるので、1㎝以上3㎝以下くらいの長さにしておきます。
毛が長すぎると引きはがす時に、長い毛と短い毛で引きはがされるタイミングがずれるので痛み感じる時間が長くなります。
同じように処理できるように長さを合わせ、ワックスも薄く均等に塗るようにするのが痛くないポイントです。
ブラジリアンワックスをする前に部位をしっかり温める
レーザー脱毛などを行う際には肌トラブルを起こさないようにするためと、痛みを軽減させるために冷却することが多いです。しかしブラジリアンワックスをする時には逆に、処理する部位をしっかり温めておきます。
ホットタオルで部位を十分温めて、水分が残っているとワックスがピッタリ密着しないのでタオルで水分を除去し、ベビーパウダーなど利用して乾いた状態にします。
処理する部位を温めることで毛穴が開き毛を引き抜きやすくしてくれるので痛いと感じにくくなります。ワックスがしっかり密着するようにしないと中途半端に毛が引っ張られて痛みが強くなるので、ワックスの上からシートを貼りつけるとき、手のひらでこすって密着させます。
[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]ブラジリアンワックスがきれいに密着すれば、温めたことで開いた毛穴からきれいに毛が抜けます。これが痛くないブラジリアンワックスにするためのポイントです。[/chat]ブラジリアンワックスの使い方をよく理解する
ブラジリアンワックスは元々サロンで利用していたものですが、最近はキットなどすぐに利用できる商品が登場し、セルフ処理として人気となっています。
ワックスを塗ってシートを貼って剥がせばいいという簡単な処理ですが、説明書をよく読み正しく処理しないと痛いと感じることが多くなります。
ブラジリアンワックスには説明書がついていて、商品によっては塗り方、剥がし方、アフターケアの方法など、ホームページで詳しく解説している商品もあります。
処理する部位の毛を均等な長さにしてから毛の流れに沿ってワックスを薄く塗り、シートを貼ったらしっかり密着するように手のひらでこすっておく、それから毛の流れに逆らって部位に沿うように一気に剥がす、こうした正しい処理方法を理解しておくことも必要です。
痛くないブラジリアンワックスにするために狭い範囲で処理する
初心者の方は特に、ブラジリアンワックスを利用する際、狭い範囲で処理するようにするとうまくいきます。広い範囲にワックスを塗って一気にムダ毛をなくそうと思う人も多いのですが、痛みが強くなりますし、きれいに処理できない事も多いのです。
ワックスを塗る範囲を狭くして、少しずつ処理する方がうまくいきますし、痛くない処理となります。
ワックスを塗る前に、シートをワックスを塗る範囲に合わせてカットしておくことも重要です。狭い範囲にブラジリアンワックスを塗って大きいシートで処理するのではシートももったいないです。
痛くない処理にするためにも、処理をきれいに終わらせるためにも、広範囲ではなく狭い範囲で少しずつ行いましょう。
ブラジリアンワックスは生理中に行わない方がいい
女性の場合、生理の時にはブラジリアンワックスでの処理を避けた方がいいでしょう。生理の時には皮膚が敏感になっていて、肌の抵抗力も落ちている状態です。
肌の抵抗力が減少している時にブラジリアンワックスを利用した場合、肌が弱い人は炎症を起こすなどトラブルとなることも多いです。また肌の抵抗力が落ちている時には痛みも強く感じます。
いつもなら問題ないブラジリアンワックスでも、生理中に行うことで肌が赤くはれてしまうこともあるので避ける方がいいでしょう。万が一、その肌トラブルがひどくなった場合には、必ず医師に見てもらいます。
生理中以外、スポーツなどで日焼けをして肌が赤くなっている時や、肌が乾燥している場合も痛みが強くなる可能性がありますし、肌トラブルのもとになることもあります。
ブラジリアンワックス利用後のアフターケア
ブラジリアンワックスで処理した後は、しっかりアフターケアを行いましょう。ブラジリアンワックス処理後、肌に問題がないように見えても、皮膚は刺激を受けているので保湿ケアや角質ケアなどが必要となるのです。
[jin-iconbox08]ブラジリアンワックスを利用した直後は、冷やしたタオルで処理した部位をよく冷やします。冷やすことによって炎症しにくくなります。[/jin-iconbox08]ムダ毛と共に毛根や周辺の細胞などが除去された状態なので肌は無防備です。ボディローションなどを利用して保湿ケアすることも重要です。
ただし、油分が強いクリームなどは埋没毛となる可能性があるので油分が弱い物を利用すべきです。
普段利用している顔用のローションやブラジリアンワックス処理後専用のローションやジェルを利用してもいいでしょう。
ブラジリアンワックスが痛いか痛くないか・・使い方にもよるのです!
ブラジリアンワックスは痛い?痛くない?と不安を持っている人もいますが、実は正しい使い方をマスターすればそれほど痛くない処理なのです。
ただワックスを塗って剥がせばいいのではなく、痛みが出ないように、正しく利用することが重要です。使い方、コツを知ればブラジリアンワックスは痛みをそれほど感じずに利用できるはずです。