VIO脱毛で痛みを感じやすい理由は?痛みを抑える方法はコレ!

脱毛部位の中でも、VIO脱毛は特に痛みが強いというのは、結構有名な話。

確かに、デリケートゾーンのムダ毛を脱毛すると考えただけでも痛そうですが、そもそも痛みを感じやすい理由は何なのでしょうか?

VIO脱毛で痛みを感じやすい理由や、痛みを抑える方法について紹介します。

目次

VIO脱毛の痛みはどのくらい?

VIO脱毛の痛みは、よく「ゴムでバチンと弾かれたような痛み」と表現されます。

しかし、中には

  • 痛すぎて泣いてしまった
  • 耐えられなくてリタイアした
  • あまりの痛みに声が出てしまった

など、ゴムで弾かれた程度の痛みではなかった方が結構多いのも事実。

そのため、痛みの感じ方には個人差があり、実際にVIO脱毛を受けてみなければわからないのですが、痛みを抑えること自体は可能です。

以前は「痛みが強いほど効果的」とも言われていたVIO脱毛ですが、最近では高い効果も得られて、なおかつ痛みの少ないVIO脱毛が受けられる脱毛サロン・医療脱毛クリニックも増えています。

VIO脱毛で痛みを感じやすい理由は?

そもそも、なぜVIO脱毛は痛みを感じやすいのでしょうか?

痛みを感じやすい主な理由は、以下の3つです。

①ムダ毛が濃くて太いから

1つめは、「ムダ毛が濃くて太い」という理由です。

ワキのムダ毛も同様ですが、VIOのムダ毛は、他の部位のムダ毛とは明らかに毛質が違いますよね。

1本1本が濃くて太く、かなり丈夫そうに見えると思いますが、これはメラニン色素が多い証拠。

メラニン色素が多く含まれているムダ毛は、黒い色素に反応するタイプの脱毛方法だと、脱毛機に反応しやすいがために、痛みも強く感じてしまうのです。

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②肌がデリケートだから

2つめは「肌がデリケートだから」という理由です。

デリケートゾーンと呼ばれている通り、VIOは脂肪がつきにくく皮膚が薄いため、肌が非常にデリケートな部位。

そのため、ちょっとした刺激にも弱く、痛みを感じやすいのです。

生理中や体調不良時もデリケート!

肌がデリケートという意味では、生理中や体調不良時も、肌はデリケートになりやすく、痛みも感じやすくなります。

「生理中や体調不良時は脱毛をお休みする」という判断をする方が多いとは思いますが、もしも

  • 「生理がもうすぐ来そうだけど、そのまま脱毛に行こう!」
  • 「ちょっと風邪気味だけど全然平気!」

なんて考えている方がいれば、お休みしたほうが無難です。

③色素沈着を起こしやすい

3つめは「色素沈着を起こしやすい」という理由です。

VIOは下着に包まれていることが多いので、下着がこすれた刺激で色素沈着を起こしやすく、多くの方が色素沈着を起こしているともいわれています。

また、VIOの度重なる自己処理によっても、色素沈着は起こりやすくなります。

この色素沈着の正体はメラニン色素なので、黒い色素に反応するタイプの脱毛方法だと、色素沈着にも反応してしまい、痛みを感じやすいのです。

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脱毛方法によっても痛みの強さが変わる

VIO脱毛を受ける脱毛サロン・医療脱毛クリニックによって、採用している脱毛方法が異なるのですが、どの脱毛方法を採用しているかによって、痛みの強さは変わります。

脱毛サロンの場合

脱毛サロンでは、

を採用していますが、痛みが強い順に並べると、

  1. ニードル脱毛
  2. IPL脱毛
  3. S.S.C.脱毛
  4. SHR脱毛

の順番になります。

ニードル脱毛は1本1本確実にムダ毛を処理していくので、効果が高いのですが、痛みの強さはダントツ。

ただでさえ痛みが強いVIO脱毛には、あまりおすすめできません。

医療脱毛クリニックの場合

医療脱毛クリニックでは、

  • 熱破壊式(ショット式)脱毛
  • 蓄熱式脱毛

の2つの脱毛方法を採用していますが、痛みが強いのは熱破壊式脱毛のほうです。

名前からして痛みが強そうだと感じた方もいるでしょう。

蓄熱式脱毛では、低出力のレーザーを連続照射するので、痛みはほとんど感じません。

一方で熱破壊式脱毛では、高出力のレーザーを単発で照射するので、痛みが強くなりやすいのです。

熱破壊式脱毛でも、脱毛機によっては冷却機能や吸引機能がついていて、痛みが少ないVIO脱毛が可能な場合もあります。

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VIO脱毛の痛みを抑える方法

VIO脱毛の痛みを抑えるためには、どうすれば良いのでしょうか?

痛みを抑える主な方法を紹介します。

スタッフに伝える

VIO脱毛の痛みを抑えたいのであれば、痛みが不安であるということをスタッフに伝えましょう。

施術を受ける前に「痛みが不安で」などと一言伝えておけば、

  • 出力数を低く設定する
  • 雑談をしながら気を紛らわす

などの対応をしてもらえますし、先に伝えてしまうことで、気持ちにも余裕ができるはずです。

また、実際に施術を受けている間に「我慢できないくらい痛い」となった時にも、我慢せずに「痛いです」と伝えましょう。

脱毛サロン・医療脱毛クリニックによって対応は異なりますが、どちらも痛みの少ない脱毛が受けられるように、最大限の配慮してくれますよ。

VIOのスキンケアを行う

「え?VIOにスキンケア?」と思った方もいると思うのですが、せめてVIO脱毛を受けている期間だけでも、VIOのスキンケアを行いましょう。

VIOは肌がデリケートな部位でもあり、色素沈着が起こりやすい部位でもあるので、スキンケアをしてVIOの肌のコンディションを整えておくことで、VIO脱毛の痛みを抑えることができます。

具体的には、VIOの乾燥を防ぐ保湿ケアと、色素沈着を防ぐ美白ケアがおすすめです。

デリケートゾーンにも使える保湿コスメや美白コスメは、通販や身近なドラッグストアでも購入できますよ。

美白に関しては、VIO脱毛を受ける前に医療機関で美白治療を受け、色素沈着が治まってきた後にVIO脱毛を受けるという方法もあります。

麻酔を使ってもらう

これは医療機関である医療脱毛クリニックでしかできませんが、痛みを抑えたいのであれば、我慢せずに麻酔を使ってもらいましょう。

医療脱毛クリニックによって用意している麻酔は異なりますが、

  • 笑気麻酔(ガス麻酔)
  • 麻酔クリーム

の2つを用意している場合が多いです。

痛みが完全になくなるというわけではないと言われていますが、麻酔を使ってもらうことで痛みが抑えられるので、楽にVIO脱毛が受けられるようになります。

麻酔に関しては、コース料金に含まれる場合と追加料金が発生する場合とがあるので、しっかりと確認しておきましょう。

痛みが不安な方ほど医療脱毛のほうがいいかも…

エステ脱毛では、医療脱毛のような強い照射パワーを必要としない分、痛みも少ないです。

ですが、痛みを抑えたVIO脱毛を受けるという意味では、痛みは少ないけれど麻酔が使えないエステ脱毛より、痛みは強いけれど麻酔で痛みが抑えられる医療脱毛のほうが、VIO脱毛には適しているのではないかと思います。

施術回数や費用、通いやすさなども考慮する必要があるので、どちらを選ぶかは自由ですが、当サイトとしては医療脱毛のほうをおすすめします。

VIO脱毛は医療脱毛クリニックと脱毛サロン、どちらで受けるべき?

蓄熱式脱毛が受けられるところに行く

痛みを抑える方法としては、蓄熱式脱毛が受けられる脱毛サロンや医療脱毛クリニックに行くという方法もあります。

蓄熱式脱毛は、発毛の指令を出す「バルジ領域」にアプローチする方法。

バルジ領域は毛穴の比較的浅いところにあり、毛穴の奥深くまで光やレーザーを届ける必要がなく、低温での施術が可能なので、痛みが少ないのです。

脱毛サロンでいえば、子供でも脱毛できる「SHR脱毛」や「ハイパースキン法」を導入しているところ、医療脱毛クリニックでいえば、「メディオスターNeXT PRO」や「ソプラノアイスプラチナム」などを導入しているところが該当します。

  導入している主な脱毛サロン
SHR脱毛
ハイパースキン法
  • ディオーネ
  • エステサロンカレン

 

  導入している主な医療脱毛クリニック
メディオスターNeXT PRO
ソプラノアイスプラチナム

今は痛みに配慮した脱毛機がたくさん登場しているので、蓄熱式脱毛でなくても、痛みを抑えた脱毛が可能な場合もありますが、蓄熱式脱毛は脱毛機に関係なく痛みを抑えた脱毛が可能です。

VIO脱毛の痛みは心配し過ぎなくても大丈夫!

今回は、VIO脱毛で痛みを感じやすい理由や、痛みを抑える方法について紹介しました。

VIO脱毛が、脱毛部位の中でも特に痛みが強いと言われていることは事実ですが、それは痛みを感じやすい部位の複数の特徴に、VIOが当てはまってしまったからです。

とはいえ、痛みの少ない脱毛方法を導入している脱毛サロン・医療脱毛クリニックはもちろんのこと、どこの脱毛サロン・医療脱毛クリニックでも痛みに配慮してくれますし、脱毛を受ける側の心がけ次第では、痛みを抑えたVIO脱毛を受けることができますよ。