近頃は、タレントやモデルが陰部(VIO)の永久脱毛を積極的に行っていることもあり、一般の方々の中にも、陰部の永久脱毛にチャレンジする方が増えています。
先に言ってしまえば、陰部の永久脱毛はメリットが多いです。
ただ、その反面デメリットもあるので、後悔のない陰部の永久脱毛を受けるためには、メリットとデメリットの両方をしっかりと知っておく必要があります。
今回は、陰部の永久脱毛のメリット・デメリットについて詳しく紹介します。
目次
陰部の永久脱毛とは?
陰部の永久脱毛は、陰部のムダ毛(アンダーヘア)を永久脱毛によって処理することです。
毛量や形を整えるのはもちろん、ハイジニーナ(無毛)にすることもできます。
永久脱毛ができるのは、発毛に関わる組織を破壊する行為が許されている医療脱毛クリニック。
脱毛サロンのエステ脱毛では、一時的な減毛・抑毛しかできませんが、医療脱毛クリニックの医療脱毛では、長期的な減毛ができます。
そのため、陰部の永久脱毛をしたい場合は、医療脱毛クリニックに行くことになります。


陰部の永久脱毛の回数は?
陰部の永久脱毛の回数は、毛量や形を整える程度であれば5回くらい、ハイジニーナにする場合には6~8回くらいが平均です。
ただ、陰部のムダ毛の毛質や毛量は人によって異なるので、さらに多くの回数が必要になる可能性もあります。
どのくらいの回数が必要かをスタッフと相談したり、最初から毛量が多い場合は多めの回数を選んだりすることで、納得のいく陰部の永久脱毛ができます。
「回数のわりに料金が高い」と感じるかもしれませんが、永久脱毛の場合はエステ脱毛の2~3倍くらいの早さで脱毛が完了するので、長い目で見れば永久脱毛のほうがお得です。
陰部の永久脱毛のメリット
面倒な自己処理が不要になる
陰部のムダ毛の自己処理は、凹凸がある部位なので、キレイに仕上げることが難しいですよね。
ですが、永久脱毛をすれば、これまでやっていた面倒な自己処理が不要になります。
自己処理が不要になれば、自己処理に使っていたムダ毛処理グッズも不要になりますし、時間にも余裕ができますよ。
ニオイやムレが気にならなくなる
女性はだいたい月に1回生理がありますが、生理の時には頭痛・腹痛・イライラ・・・といった嫌な症状も出る一方で、「陰部のニオイが気になる」という方もかなり多いです。
それでなくても、基本的に下着にずっと包まれている部分でもあるので、生理の時でなくても、ムレて気持ち悪いと感じる方も多いと思います。
このニオイやムレの原因の1つが、まさに陰部のムダ毛。
陰部のムダ毛には、経血をはじめとする排泄物が絡みついてしまいますし、下着の中の通気性も悪くしてしまうので、細菌の温床となり、そこから嫌なニオイやムレが発生します。
永久脱毛によって陰部のムダ毛を全て無くしたり、減らしたりすることで、細菌の繁殖を防ぐことができるようになるため、ニオイやムレが気にならなくなります。
一言でいえば、「陰部を清潔に保つことができるようになる」ということです。
肌トラブルの発生を防ぐことができる
先ほどのニオイやムレに関するメリットと被るのですが、陰部のムダ毛が細菌の温床となることで、かゆみやかぶれなどの肌トラブルも起こりやすくなります。
ですが、永久脱毛をすれば、細菌の繁殖を防ぐことができるため、かゆみやかぶれなどのトラブルの発生を防ぐことができるようになります。
「自己処理が不要になる」という意味でも肌トラブルの予防になる!
元々陰部は、「デリケートゾーン」という名前の通りで肌がデリケートなので、ちょっとした刺激でも肌トラブルを起こしやすいもの。
陰部のムダ毛を自己処理していて、肌トラブルを起こしたことがある方もいると思います。
また、自己処理による刺激で、黒ずみも起こりやすくなります。
そんな自己処理が不要になれば、自己処理によって引き起こされる肌トラブルの予防にもつながります。
電気シェーバーでの自己処理であれば、カミソリや毛抜きなどを使った自己処理よりは安全ですが、自己処理そのものが不要になるわけではないので、永久脱毛をしたほうが早いです。
下着や水着からのはみだし毛を気にしなくてもいい
おしゃれな下着や水着を身につけた時に限って、陰部のムダ毛処理を忘れてしまい、ムダ毛がはみ出ていたらと考えると、正直ゾッとしますよね。
女性の場合、これがもし好きな男性と一緒の時だったとしたら、「穴があったら入りたい」と思うくらい恥ずかしいでしょう。
ですが、陰部の永久脱毛をして、ハイジニーナの状態にするのはもちろんのこと、下着や水着からはみ出るムダ毛だけを無くすだけでも、こういった恥ずかしい思いをすることが無くなります。
また、下着や水着を堂々と着こなすことができるようになるので、自信にもつながりますよ。
介護を受ける際にも安心
超高齢化社会となっている日本では、介護の問題が本当に深刻になっていますが、介護を受ける側になった時に気になることの1つが、意外にも陰部のムダ毛です。
恥ずかしいと思うのはもちろんのこと、陰部のムダ毛に排泄物が絡みついて介護者に迷惑をかけたり、陰部が不衛生な状態になって肌トラブルを起こす可能性があります。
ですが、陰部の永久脱毛をすることで、排泄物の絡みつきや肌トラブルを防ぐことができるようになるため、介護を受ける側になった時も安心です。
このような、介護を受ける側になった時のことを考えて脱毛をすることを「介護脱毛」と言います。
永久脱毛(医療脱毛)の仕組み上、陰部に白髪が生える前に済ませておくのがおすすめです。
陰部の永久脱毛のデメリット
後悔する可能性がある
陰部の永久脱毛では、ハイジニーナにしたり、毛量や形を整えたりすることができますが、後になってから後悔するケースも少なくありません。
例えば、
- パートナーに引かれた
- パートナーから浮気を疑われた
- 温泉で周りの視線が気になった
など、さまざまな理由から「元に戻したい」「永久脱毛しなければよかった」などと後悔する方が多いのです。
特にハイジニーナや変わった形(例:ハート型)に永久脱毛したことで、後悔する方が多いです。
ですから、本当に陰部の永久脱毛をしても良いのかどうか、パートナーも意見も聞きながら慎重に考えて決断しなければなりません。

エステ脱毛のほうが良い場合も…
永久脱毛となると、効果が長期的に続きます。
その点は永久脱毛のメリットではあるものの、効果が一時的でムダ毛が復活すると言われているエステ脱毛と比べると、後悔は強くなりやすいです。
「また生やしたくなるかもしれない」という場合は、あえてエステ脱毛を選ぶというのもありでしょう。
強い痛みを感じる可能性がある
永久脱毛の部位の中で、特に強い痛みを伴うのが陰部です。
陰部のムダ毛は濃くて太く、脱毛機に反応しやすいですし、肌も非常にデリケートな部位でもあるので、エステ脱毛であっても痛みが出やすいと言われています。
永久脱毛の場合は、エステ脱毛よりも強い照射パワーで施術を行うため、なおさら痛みは強くなります。
麻酔を希望したり、痛みの少ない脱毛機がある医療脱毛クリニックを選んだりすることで、痛みの少ない陰部の永久脱毛を受けることはできますが、それでも人によっては強い痛みを感じる可能性があるので、注意してください。


痛みが強い=肌トラブルのリスクが高い
痛みが強いということは、肌への負担も大きいため、肌トラブルを起こす可能性もあります。
医療脱毛クリニックには、医師や看護師が常駐しているので、肌トラブルが起こったとしてもすぐに対応してもらえるので安心ですが、肌トラブルのリスクが高いということは、覚えておいてください。

陰部の永久脱毛をするなら、メリット・デメリットを把握して!
今回は、陰部の永久脱毛のメリット・デメリットについて紹介しました。
陰部の永久脱毛には、女性にとって嬉しいメリットが得られる一方でデメリットもあり、場合によっては一生後悔することにもなりかねません。
ですが、メリットはもちろん、デメリットもしっかりと把握した上で永久脱毛をすることで、後悔のない陰部の永久脱毛を受けることができますよ。