髭脱毛で肌トラブル?どんなトラブルがある?

髭が濃い人は日々、髭剃りをして出かけなければならず、髭脱毛を考える人も多いと思います。しかし元々肌が弱く肌トラブルを起こしやすい人は、髭脱毛に不安を持っているでしょう。

髭脱毛を行うことによって起こりやすい肌トラブルとは何か、その対応策など詳しく解説します。

目次

人気の髭脱毛!肌トラブルが起こる可能性がある?

男性の脱毛の中でも特に人気があるのが髭脱毛です。青々した髭を処理すれば、毎日の髭剃りも必要なくなり、見た目も爽やかに清潔感のあるイメージになれます。

髭脱毛にかかる費用や通う回数、期間、また痛みなど気になることがありますが、肌が弱い男性にとっては、肌トラブルについても気になるでしょう。

髭脱毛による肌トラブルは、いくつか報告されています。副作用と呼べるような報告は機器がよくなってきていることもあり、ほぼなくなっていますが、肌トラブルの報告はいくつかあるのです。

炎症や軽いやけどのような状態になった、またニキビのようなできものができたといった報告です。髭脱毛による肌トラブルは予防によって避けられることもあるので、知識を持っておく方が安心です。

髭脱毛の肌トラブルで起こりやすい毛嚢炎とは

髭脱毛の肌トラブルでよく言われているのが毛嚢炎という症状です。

毛嚢炎はニキビによく似たもので、皮膚の表面に出てくる炎症によってできるできもののことをさします。髭脱毛の後の肌トラブルとして知られているものです。

髭脱毛する時にはレーザーや光を照射しますが、この光によって肌が乾燥し、角質層が弱くなることで肌のバリア機能が弱くなり、ニキビのような毛嚢炎ができるといわれています。

元々疲れていたり、ストレスを受けている状態で免疫力が低下している所に髭脱毛を行うことで、外部からの刺激に敏感となって毛嚢炎が出てくるともいわれています。

バリア機能が低くなったところに炎症によって肌が傷つき、そこにブドウ球菌という常在菌が感染し毛嚢炎となります。

髭脱毛の肌トラブル「毛嚢炎」の対応策

[jin-iconbox07]髭脱毛で多いといわれている肌トラブル、毛嚢炎を予防するためには、普段から肌をきれいにしていること、またできるだけ乾燥している状態を改善しておくことが求められます。[/jin-iconbox07]

施術前には特に乾燥ケアが必要となりますが、日ごろから洗顔後のローションと乳液、お風呂上りのローションと乳液・・・といったケアを行っておくことで毛嚢炎などの肌トラブルを予防できるのです。

また施術後にもしっかりと保湿ケアすることが求められます。施術後は特にバリア機能が減少し、肌が弱い状態となっているので、ローション等で保湿し水分が外部に逃げないようにクリーム等で蓋をします。

炎症がある時には冷やすなどすることも重要です。また体内の温度を上げないように髭脱毛施術当日は浴槽につからずシャワーだけで済ませるようにしましょう。

髭脱毛の肌トラブル・・炎症ややけど

医療用レーザー脱毛やニードル脱毛は肌にとって刺激の強い髭脱毛となります。医療用レーザーを利用したレーザー脱毛は、照射強度が高くムダ毛の処理能力が高い方法です。

しかし肌には刺激が強く乾燥も進むので炎症するなど肌トラブルのリスクも伴います。ニードル脱毛は毛穴に針を入れて微弱電流を流すという処理なのでやけどのリスクがあります。

安全な方法といわれる光脱毛も、男性によっては肌の状態が悪く炎症を起こす危険性も秘めています。レーザー脱毛やニードル脱毛でやけど状態になると髭脱毛の施術箇所が赤くはれたような状態が長く続きます。

跡が残るほどの炎症ややけどは少ないのですが、こうした髭脱毛後の肌トラブルを感じたら、施術した医師に相談することが必要です。

髭脱毛の肌トラブルである炎症などへの対応策

髭脱毛の処理を終えてからずっと肌が赤く熱いと感じる時間が長い、かゆみが出てきた、やけどのような症状があるなど肌トラブルとなってしまった場合、すぐに対応することが必要です。

赤く炎症している時には氷を入れたビニール袋をタオルに包み、患部にあてて冷やします。この時ぬれタオルでこするなどすると炎症が広がるので、こすらないようにしっかり冷やします。

髭脱毛の後に、明らかにやけどのような症状がある場合は、迷わず施術したクリニックに相談するか、皮膚科の診察を受けます。脱毛サロンでも、提携している医療機関など紹介してくれることもありますし、髭脱毛の契約の際、保証があるプランなら診療費用も保証されます。

大丈夫だろうと放置しておくと症状が悪化する恐れがあるので、すぐに対応し肌トラブルを最小限に抑えましょう。

髭脱毛の肌トラブルの炎症は処理前から予防しよう

男性の肌も脂っぽい人もいれば乾燥している人もいて、女性と同じようにそれぞれ悩みを抱えています。

髭脱毛をする場合、レーザーや光の照射によってどうしても乾燥が進むので、肌トラブルとならないようにしっかりと施術前から予防策を実行しておくことが必要なのです。炎症ややけどにならないよう、肌の水分量をなるべく多くしておくことが求められます。

お風呂から上がったら肌が乾燥しないようにローションなどでしっかり水分補給します。男性の場合、これでケア終了という人も多いのですが、ここでもうひと手間、ローションの水分が肌から逃げないように、クリームや乳液などを塗ってしっかり蓋をします。

こうしたケアを日々継続しておくことで髭脱毛をしたときに起こるやけどや炎症などの肌トラブルを少しでも回避できるのです。

髭脱毛の肌トラブル・・色素沈着することもある

髭脱毛を行った人の中には色素沈着を起こした人もいます。これもそれほど多いことではありませんが、レーザー脱毛やニードル脱毛の施術によって施術した箇所が黒ずんだり、紫がかったりするなど、肌の色が変化する症状です。

熱を感じやけどのような状態になった場合、肌を保護しようとメラニン色素が出てきます。それによって色素沈着が起こるのです。

髭脱毛の肌トラブルとしてこうした症状が起こることもありますが、実は髭脱毛に利用するレーザーには、色素沈着を改善する効果のあるレーザーなので何度も行っているうちに、だんだんと色素沈着部分が薄くなる可能性があります。

クリニックの方に、髭脱毛でこうした肌トラブルがあったことを話しておき、対応してもらうといいでしょう。

髭脱毛の肌トラブル「色素沈着」への対応

[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]髭脱毛によって色素沈着を起こさないようにするためには、普段から皮膚が乾燥しないように保湿しておくことが必要です。[/chat]

色素沈着を起こした部位は水分が少なく、他の部位はやけど状態にならなかったのに、その部位だけが色素沈着をおこしたわけです。他の部位と同じように水分がある状態なら炎症ややけど状態にならなかった可能性もあります。

髭脱毛によってこうした肌トラブルを起こさないようにするためには、乾燥しないように普段からローションなどを利用して保湿しておくこと、またバランスのいい食事や睡眠時間をしっかりとるなどして、肌のコンディションを整えていくことが必要です。

常に保湿を心がけ、水分バランスのいい肌にしておけば、色素沈着などの肌トラブルも予防できる可能性が高いのです。

髭脱毛で肌トラブルにならないように自分の肌の状態を理解しておくことも重要

男性も今は美容に強い興味を持っている人も多く、男性用のケア商品など多数販売されています。しかし、中には美容などに無頓着で、自分の肌がどういう状態なのかわかっていない人も多いです。

髭脱毛をする場合、強い熱を照射することになるので、健康な肌を持っている方も乾燥したり、炎症を起こすこともあります。肌トラブルが起こることを予測していなければなりませんが、自分の肌の状態を把握しておくことも必要です。

髭を剃るといつも周辺が白くなるという人、また冬になると頬が粉を拭いたような状態になるという男性は、肌が乾燥しています。髭脱毛の前に肌に水分を補給し、水分量を多くしておかないと炎症などの肌トラブルにつながる可能性があるのです。

自分の肌をよく見て、細かいニキビなどがないか、乾燥していないか確認し、髭脱毛の施術までにいいコンディションにもっていくことが望まれます。

髭脱毛の肌トラブルを回避して納得のいく処理にしよう

髭脱毛は肌が丈夫な人が受けても乾燥することが多いので、普段から乾燥ている人や、肌が弱い人は施術前からしっかり水分など補給し、肌の状態を浴しておくことが必要です。

施術する前から肌の状態を浴しておけば、髭脱毛で肌トラブルを起こすということも少なくなるのです。