ソプラノアイス・プラチナムの魅力や脱毛効果をわかりやすく解説!

医療脱毛クリニックでは、さまざまな脱毛機が利用されていますが、ソプラノアイス・プラチナムを導入している医療脱毛クリニックも注目です。

数としてはまだまだ多くはないものの、導入する医療脱毛クリニックが増えてきているこのソプラノアイス・プラチナムは、これまでの医療脱毛とは違った脱毛が受けられる脱毛機。

今回は、そんなソプラノアイス・プラチナムについて、詳しく解説します。

目次

ソプラノアイス・プラチナムとは?

ソプラノアイス・プラチナムとは、Alma Lasers(アルマレーザーズ)というイスラエルの会社が開発した、医療レーザー脱毛機です。

医療レーザー脱毛機に使用される3種類のレーザー

  • アレキサンドライトレーザー
  • ダイオードレーザー
  • ヤグレーザー

をすべて搭載した、3波長をブレンドした脱毛が受けられます。

低出力のレーザーを連続照射する「蓄熱式」

他の脱毛機と違うのは、「蓄熱式」という部分です。

多くの医療脱毛クリニックで導入されている、ジェントルレーズプロやライトシェア・デュエットといった脱毛機はショット式で、メラニン色素に反応してレーザーが照射され、発生した熱で発毛に関わる組織を破壊します。

一方でソプラノアイス・プラチナムをはじめとする蓄熱式の脱毛機は、低出力のレーザーを連続照射して肌に蓄熱させ、毛包を周囲から温めることで、発毛に関わる「バルジ領域」を含む毛包を破壊します。

ショット式(熱破壊式)
  • 高出力のレーザーを一点に照射する
  • ムダ毛に含まれるメラニン色素の量に左右される
蓄熱式
  • 低出力のレーザーを広範囲にまんべんなく照射する
  • ムダ毛に含まれるメラニン色素の量には左右されない

後ほど詳しく解説しますが、高出力のレーザーを必要としないので痛みが少ないですし、メラニン色素に反応する仕組みではないので、メラニン色素が薄いムダ毛も脱毛できます。

ソプラノアイス・プラチナムの魅力

ソプラノアイス・プラチナムの魅力を紹介します。

痛みが少ない

医療脱毛というと、痛みが強くて麻酔が必要になることもありますが、ソプラノアイス・プラチナムは痛みが少ない脱毛機です。

弱い痛みを感じる人もいますが、痛みというよりも熱さを感じるという人が多く、麻酔なしでも施術が受けられる場合が多いです。

痛みが少ない理由としては、2つの理由が挙げられます。

理由①高出力のレーザーが不要だから

先ほどもお話しした通り、ソプラノアイス・プラチナムは蓄熱式の脱毛機です。

ショット式のように、高出力のレーザーを一点に集中させると、強い痛みが生じます。

一方で蓄熱式は、低出力のレーザーを広範囲にまんべんなく照射するので、弱い痛みや熱さを感じることはあっても、ショット式ほどの痛みを感じることはありません。

また、熱量を確認しながら照射することもできるので、痛みの少ない脱毛が受けられるようになっています。

理由②冷却装置がついているから

ショット式の脱毛機だと、痛みや肌への負担を軽減する目的で冷却装置がついているものが多いですが、蓄熱式の脱毛機であるソプラノアイス・プラチナムにも、冷却装置がついています。

というのも、照射するレーザーが低出力であっても、肌への刺激となる行為に変わりはないからです。

レーザーの照射と同時に肌を冷却することができ、冷却することによる痛みの軽減も可能になっているため、痛みの少ない脱毛が受けられます。

痛みが少ないということは「肌への負担も少ない」

医療脱毛は痛み以外にも、やけどなどの肌トラブルを起こすリスクが高いのですが、痛みが少ないソプラノアイス・プラチナムは、肌への負担も少ない脱毛機です。

ですから、ソプラノアイス・プラチナムは、痛みが心配な人はもちろん、肌への負担が気になる人にもおすすめの脱毛機です。

またソプラノアイス・プラチナムは冷却装置がついていても、ジェルを塗布しハンドピースとの摩擦を少なくして、炎症から守る処置も取られています。

幅広い毛質に効果を発揮

従来の脱毛機だと、メラニン色素が薄いムダ毛への脱毛効果が薄く、脱毛完了までに時間がかかっていたのですが、ソプラノアイス・プラチナムは幅広い毛質に効果を発揮します。

幅広い毛質に効果を発揮する理由は、以下の2つです。

理由①蓄熱式の脱毛機だから

ショット式の脱毛機だと、メラニン色素に反応してレーザーが照射されるという仕組みである以上、どうしてもメラニン色素の濃さに左右されてしまいます。

その結果、メラニン色素が濃いムダ毛(濃くて太いムダ毛)ほど効果が発揮され、産毛のような細くて薄いムダ毛への効果が薄かったのですが、ソプラノアイス・プラチナムは蓄熱式の脱毛機。

ムダ毛に含まれるメラニン色素の濃さに左右されることなく、毛包とバルジ領域を破壊することができます。

そのため、太くて濃いムダ毛から細くて薄いムダ毛まで、幅広い毛質に効果を発揮してくれるのです。

理由②3種類のレーザーをブレンドして照射するから

医療レーザー脱毛機に搭載されている3種類のレーザーは、それぞれで波長が異なります。

波長が長ければ長いほど、肌の奥深くまでレーザーが届きますし、波長が短ければ短いほど、肌の比較的浅いところまでしかレーザーが届きません。

波長が一番短い:アレキサンドライトレーザー(755nm)
波長が中間の長さ:ダイオードレーザー(800nm)
波長が一番長い:ヤグレーザー(1,064nm)

ムダ毛の根の深さはすべて同じではなく、生えている部位・毛周期・その人の毛質によって異なってきます。

太くて濃いムダ毛ほど根は深く、細くて薄いムダ毛ほど根は浅くなります。

ソプラノアイス・プラチナムは、この3種類のレーザーをブレンドして照射することができるので、さまざまな深さのムダ毛に対応できるので、幅広い毛質に効果を発揮することができるのです。

日焼け肌や色黒肌でも施術可能

ショット式の脱毛機だと、メラニン色素に反応してレーザーが照射される関係から、肌内部にメラニン色素が多くなっている日焼け肌や色黒肌では、痛みや肌トラブルのリスクが高いため、施術が受けられない場合が多いです。

一方でソプラノアイス・プラチナムは蓄熱式の脱毛機なので、日焼け肌や色黒肌のように、肌が黒っぽくなっていても関係ありません。

そのため、日焼け肌や色黒肌であることを理由に、他の脱毛機では施術を断られてしまった人でも、ソプラノアイス・プラチナムなら施術可能です。

また、色素沈着を起こしていて、黒っぽくなっている部位でも施術可能ですよ。

肌の状態によっては施術が受けられない可能性があるので、医療脱毛クリニックの医師に必ず相談してください。

施術時間が短い

先ほどもお話しした通り、ソプラノアイス・プラチナムには冷却装置がついています。

冷却装置がついていることで、痛みや肌への負担を軽減できますが、それだけではありません。

従来の脱毛機だと、冷却と照射を同時に行うことができなかったため、冷却から照射までのタイムラグがあり、効率もよくありませんでした。

一方でソプラノアイス・プラチナムは、同じハンドピースで冷却と照射が同時に行えるので、施術時間を短くすることができます。

ハンドピースのサイズもさまざまで、面積が広い部位に対応できる大きめのハンドピースが使えることや、ジェルを塗った上から滑らせるようにして照射できるようになっていることでも、施術時間が大幅に短縮されています。

ハンドピースの主な種類は、

  • メインで使用する「トリオ」
  • トリオよりも小さい「コンパクト」
  • スピード重視の「スピード」
  • 細くて薄いムダ毛向きの「アレックス」

の4つです。

照射漏れが起こりにくい

従来の脱毛機では、今まではポンポンとスタンプを押すような形で照射していたため、「照射漏れ」が起こりやすい状態でした。

照射漏れは、

  • アゴ
  • ひじ
  • ひざ
  • VIO
  • 手首
  • 足首

といった凸凹している部位に起こりやすい、一部分だけムダ毛が抜けずに残ってしまう現象。

一方でソプラノアイス・プラチナムは、ジェルの上でくるくると円を描くように照射できるようになったことで、照射漏れが起こりにくくなりました。

万が一照射漏れがあっても再照射してもらうことができますが、再照射してもらう手間を考えると、最初から照射漏れが少ない脱毛機で脱毛したほうが効率的です。

脱毛完了までが早い

ショット式の脱毛機だと、メラニン色素を多く含む、成長期のムダ毛にしか効果を発揮することができなかったため、毛周期を考慮して、2~3ヶ月の間隔を空けて通う必要がありました。

蓄熱式の脱毛機であるソプラノアイス・プラチナムは、毛周期にあまり左右されることなく脱毛できるので、1〜1.5ヶ月間隔で通うことも可能とされています。

1〜1.5ヶ月間隔で通えるといっても、医療脱毛クリニックの予約が取りづらかったり、忙しくて通う時間が取れなかったりといった問題も絡んでくるので、一概には言えませんが、仮に1ヶ月間隔で5回前後通って満足したとすると、半年ほどで脱毛が完了します。

5回前後で満足できない人も結構いるので、脱毛完了までの回数や期間には個人差があります。

ショット式の脱毛機だと、ソプラノアイス・プラチナムよりも若干少ない施術回数で満足できる人も多いですが、通う間隔を空けなければならないため、脱毛完了までにはもう少し時間がかかります。

ソプラノアイス・プラチナムで自己処理が不要になる回数は?

ソプラノアイス・プラチナムは、痛みや肌への負担が少なく、幅広い毛質や肌質にも対応できる脱毛機ですが、自己処理が不要になるまでの回数はどのくらいなのでしょうか?

[jin-iconbox07]ソプラノアイス・プラチナムで顔・VIOを除く全身脱毛をする場合、10回くらいかかります。

顔脱毛の場合は8回くらい、VIO脱毛の場合は15回くらいといわれています。[/jin-iconbox07]

毛質は人によって異なるため、自己処理が不要になるまでの回数も1人1人異なります。

ですから、回数はあくまでも目安ですが、ショット式の脱毛機よりも少し多めの施術回数が必要になる場合が多いです。

とはいえ、先ほどもお話ししたように、ソプラノアイス・プラチナムは1ヶ月間隔で通ってOKな脱毛機。

ですから、脱毛完了までの期間を短期間に押さえることができます。

効果が出るのが遅いと感じる可能性あり!

ソプラノアイス・プラチナムを含む蓄熱式の脱毛機全般に言えることですが、照射してからムダ毛が抜けるまでには時間がかかります。

これは、ショット式の脱毛機が「ムダ毛を抜くもの」であるのに対し、蓄熱式の脱毛機は「ムダ毛の成長を妨げるもの」だからです。

ショット式の脱毛機で施術を受けたムダ毛は、数日の間にムダ毛が抜け落ちるため、比較的早いうちに効果が実感できます。

一方で、蓄熱式の脱毛機で施術を受けたムダ毛は、2~4週間経ってから抜け始めるので、効果が出るのが遅いと感じる可能性があります。

ソプラノアイス・プラチナムはこんな人におすすめ!

ソプラノアイス・プラチナムがおすすめなのは、以下に該当する人です。

  • 痛みが少ない脱毛を受けたい人
  • 仕事やスポーツで1年中日焼けをしている人
  • 紫外線量が多い時期(春~夏)に脱毛をはじめたい人
  • 脱毛部位に色素沈着がある人
  • 産毛までしっかり脱毛したい人

もちろん、医師の判断で「別の脱毛機を使用したほうが良い」ということになるかもしれないので、そうなった場合は医師に従うのがベストですが、該当する人はまず、ソプラノアイス・プラチナムを導入している医療脱毛クリニックに行きましょう。

ソプラノアイス・プラチナムを導入している医療脱毛クリニック

ソプラノアイス・プラチナムを導入している主な医療脱毛クリニックは、以下の通りです。

  • レジーナクリニック
  • ジェニークリニック
  • 聖心美容クリニック
  • ビューティースキンクリニック
  • 渋谷の森クリニック
  • はなふさ皮膚科

ソプラノアイス・プラチナムの上位機種である「ソプラノ・チタニウム」は、アリシアクリニックで導入しています。

ソプラノアイス・プラチナムは痛みも少なく脱毛効果も期待できる脱毛機!

今回は、ソプラノアイス・プラチナムについて解説しました。

ソプラノアイス・プラチナムは、医療脱毛を受ける上で気になる人が多い痛みも少ないですし、3種類のレーザーをブレンドして照射するため、幅広い毛質に脱毛効果を発揮してくれます。

また、日焼け肌や色黒肌でも施術可能なので、過去に施術を断られてしまった経験がある人や、肌が黒っぽくて諦めていた人にもおすすめです。

導入している医療脱毛クリニックが少ないので、ソプラノアイス・プラチナムで脱毛を受けたいと思っている人は、まずは導入している医療脱毛クリニックが近くにないか、探してみてください。