女性も男性も、薄着の季節になると気になるのが「ムダ毛」ですよね。
最近は脱毛が身近な存在になってきたこともあって、脱毛サロンや医療脱毛クリニックへ通う方も多くなりましたが、ムダ毛を薄くする方法は脱毛以外にもあるのです。
今回は、脱毛以外でムダ毛を薄くする方法について紹介します。
目次
ムダ毛を薄くする方法~抑毛アイテムをう~
- 脱毛サロンや医療脱毛クリニックに行く時間がない
- もっとリーズナブルにムダ毛を薄くしたい
- 全部なくすのではなくムダ毛を薄くする方法を探している
という方におすすめしたいのが、抑毛アイテムです。
抑毛アイテムとして知られているのは、
- ローション
- クリーム
- 石鹸
などがあります。
いずれも簡単に手に入るものですし、数千円くらいで購入できるので、低コストでムダ毛を薄くすることができます。
これらの抑毛アイテムには、
- 大豆イソフラボン(女性ホルモンに似た働きをする)
- パイナップル酵素(ムダ毛をやわらかくする)
- パパイン酵素(ムダ毛をやわらかくする)
といった、抑毛・除毛効果のある美容成分のほか、
- コラーゲン
- セラミド
- ヒアルロン酸
といった、美容成分も含まれていて、抑毛ケアを美肌ケアが同時にできるようになっている場合が多いです。
即効性はないものの、継続的に使用することによってムダ毛を薄くすることができます。
子供のムダ毛も薄くしたい時にも効果的!
お子さんもある程度の年齢になると、ムダ毛が目立つようになります。
大人から見てそれほどたくさんムダ毛が生えているわけではないのですが、これがいじめやからかいの原因となることもあるようです。
いじめやからかいを受けていることを、なかなか親御さんに言えない子供も多いので、「ムダ毛が目立ってきたな」と感じたら、抑毛アイテムを購入することも考えてみましょう。
親御さんの同意があれば脱毛も受けられますが、脱毛サロンや医療脱毛クリニックが提示する年齢制限を満たしていなかったり、生理が来ていなかったりすると、脱毛が受けられないこともあります。
抑毛アイテムの中には、子供の肌にも優しい低刺激性のものもたくさんあるので、ムダ毛が目立ち始めた子供にはおすすめです。
ムダ毛を薄くする方法~生活習慣を見直す~
ムダ毛を薄くする方法としては、生活習慣の見直しも有効です。
「以前はそれほど気にならなかったのに、最近ムダ毛が濃くなってきた気がする」という場合、生活習慣に原因がある可能性があるからです。
具体的には、どのようなことを実践すれば良いのでしょうか?
しっかりと睡眠を取る
ムダ毛と睡眠は深い関係があり、睡眠不足によってホルモンバランスが崩れていると、ムダ毛が濃くなることがあります。
ということは、しっかりと睡眠を取って、ホルモンバランスを整えれば、ムダ毛が濃くなってしまうことも避けることができるということです。
仕事柄、帰宅時間が遅い方もいるかもしれませんが、できる範囲で良いので、夜22時から翌2時までの間は眠っているようにしましょう。
夜22時から翌2時までの間は眠っているようにすると同時に、最低でも6時間の睡眠時間を確保することも重要です。
ストレスを溜めない
ストレスというと、「脱毛症」などと関わりがあることで知られているので、逆にムダ毛が薄くなりそうな気もしますが、実際はその逆で、ストレスが溜まっているとムダ毛が濃くなるといわれています。
女性ホルモンはストレスの影響を受けやすく、ストレスを感じることで女性ホルモンの分泌量が減り、ホルホルモンバランスが崩れてしまうのです。
ストレスを0にすることは不可能ですが、ストレスが溜まっていると感じたら、溜めずに発散するようにしましょう。
体を冷やさない
体が冷えてしまうと、「これ以上冷やさないようにしなければ」という本能が働き、その結果ムダ毛が濃くなってしまうことがあります。
今でこそ「ムダ毛」と呼ばれる存在になってしまった体毛ですが、体温を保つ働きを担っている存在なので、体が冷えてしまえば、その反動でムダ毛が濃くなってしまうというのもうなずけますよね。
また、冷えによってホルモンバランスにも影響するので、そういった意味でもムダ毛が濃くなることがあります。
寒い時期はもちろんですが、暑い時期でも冷房で体が冷えてしまうことがあるので、
- 温かい飲み物を飲む
- 湯船に浸かる
といったことを実践し、できるだけ体を冷やさないようにしましょう。
喫煙を控える
タバコは、女性ホルモンの分泌量を減らし、男性ホルモンの分泌量を増やしてしまうため、ホルモンバランスが崩れる原因になります。
「一服しないとやってられない」という方も多いとは思いますが、喫煙を控えるようにしてみてください。
ムダ毛を薄くする方法~食生活を見直す~
「ホルモンバランスがムダ毛の濃さに関係している」ということは、ここまでの流れでお分かりいただけたかと思いますが、ホルモンバランスを整えるためには、食生活の見直しも有効です。
ムダ毛を薄くするためには、食生活でどういった点に気を付ければ良いのでしょうか?
大豆イソフラボンを意識して摂取する
大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをすることで知られている成分で、女性ホルモンの不足分を補いつつ、男性ホルモンの働きを抑える働きがあります。
抑毛効果があることから、冒頭のほうで紹介した抑毛アイテムにも使用されています。
大豆イソフラボンを意識して摂取するようにすることで、体の内側からムダ毛を薄くすることができます。
大豆イソフラボンが多く含まれているのは、その名の通り「大豆」。
大豆そのものを食べるのも良いですし、大豆が使用されている
- 納豆
- 豆腐
- 味噌
- 豆乳
- 油揚げ
- おから
- きなこ
といった大豆製品もおすすめです。
動物性たんぱく質を摂り過ぎない
たんぱく質には動物性と植物性の2種類がありますが、肉や魚といった動物性のたんぱく質は、男性ホルモンの分泌量を増やす働きがあるため、ムダ毛が濃くなる可能性があります。
特に牛肉や豚肉の赤身には、動物性たんぱく質と共に、男性ホルモンの働きを活発にする亜鉛も多く含まれているので要注意です。
あくまで「摂り過ぎれば」の話なので、一切食べてはいけないというわけではありませんし、健康を維持すつためには動物性たんぱく質も必要不可欠です。
ただ、現代は肉類中心の食生活を送っている方が多いので、量を控えるようにしてみてください。
肉や魚と一緒に調理されることも多い香味野菜(玉ねぎやニンニクなど)に含まれる、「アリシン」というアミノ酸も男性ホルモンの働きを高めるので、摂り過ぎには注意しましょう。
ムダ毛を薄くする方法~肌に刺激を与えない~
ムダ毛を薄くする方法としては、肌に余計な刺激を与えないようにすることも必要です。
具体的には、以下のようなことを実践し、刺激を与えないように気を付けましょう。
紫外線対策を万全にする
紫外線は私たちの体に必要なものですが、紫外線を浴びすぎるのも良くないということは、皆さんもご存知かと思います。
紫外線を浴びると日焼けをするのはもちろん、肌の乾燥やシミなどを招きます。
そんな紫外線、実はムダ毛の濃さにも関わってくるといわれています。
体毛は体温を保つ役割をしていますが、それと同時に、肌を保護する役割も果たしています。
つまり、紫外線を浴びることで「肌を保護しなければ!」と体毛を増やし、ムダ毛が濃くなってしまうことがあるのです。
紫外線は1年を通して降り注いでいるものなので、1年中紫外線対策を行い、ムダ毛が濃くならないように気を付けましょう。
体をごしごしとこすらない
清潔に気を遣っている方ほど、毎日の入浴中に体をごしごしと、全身くまなくきれいに洗うのではないでしょうか。
ですが、体をごしごしと洗って刺激を与えてしまうと、肌を保護しようとしてムダ毛が濃くなることがあります。
肌はデリケートなので、タオルやブラシなどでこすっただけでも刺激として感じ取っています。
ムダ毛を薄くすることを考えるのなら、ボディシャンプーをしっかり泡立てて、泡で包み込むように体全体を手で洗いましょう。
これだけでも、角質まできれいに落とせます。
また、手ではきれいになった気がしないという場合は、馬毛などの柔らかいタイプのブラシを使用するのもおすすめです。
ムダ毛の自己処理は肌に優しい方法で行う
ムダ毛を一時的に処理することができる自己処理ですが、
- カミソリ
- 毛抜き
といった自己処理によって肌を傷つけてしまうと、肌を保護しようとして体毛が増え、ムダ毛が濃くなることがあるといわれています。
また、カミソリで剃った場合、剃った断面が斜めになることから、ムダ毛自体の太さは変わらないものの、以前よりも太くなったように見える可能性もあります。
自己処理をして肌を傷つけるくらいなら、脱毛サロンや医療脱毛クリニックに行って脱毛したほうが良いのですが、もし難しい場合は「電気シェーバー」で自己処理を行ってください。
電気シェーバーは数ある自己処理ができるアイテムの中で、一番肌に優しい自己処理ができます。
ムダ毛を薄くする方法イコール心身共に健康でいること
今回は、脱毛以外でムダ毛を薄くする方法について紹介しました。
ムダ毛を薄くする方法としては、
- 抑毛アイテムを使う
- 生活習慣を見直す
- 食生活を見直す
- 肌に刺激を与えない
といった方法があります。
こうして見ると、結構たくさんの方法がありますよね。
もし、脱毛以外でムダ毛を薄くしたいと思っている場合は、実践してみてくださいね。