永久脱毛は医療脱毛でしかできない脱毛方法ですが、医療脱毛に使用される脱毛機の中にも、「永久脱毛ができる」と行政機関によって認められている、優秀なものがあります。
この、永久脱毛ができると認められている脱毛機の1つが、「ライトシェアデュエット」です。
今回は、ライトシェアデュエットの気になるメリット・デメリットについて紹介します。
目次
ライトシェアデュエットとは?
ライトシェアデュエットとは、アメリカの「ルミナス」という会社が開発した、医療レーザー脱毛機です。
3種類あるレーザーのうち、波長の長さが805nmと中間の「ダイオードレーザー」を搭載したショット式(熱破壊式)の脱毛機で、メラニン色素に反応してレーザーが照射され、発生した熱で発毛に関わる組織を破壊します。
厚生労働省から認可を受けた脱毛機
このライトシェアデュエットは、日本の厚生労働省と、日本の厚生労働省にあたる「米国FDA」の認可を受けた脱毛機。
「永久脱毛ができる脱毛機」として、世界で初めて認められた優秀な脱毛機であることから、効果的かつ安全な脱毛が受けられます。
世界での脱毛実績も豊富なので、日本でも導入している医療脱毛クリニックがたくさんあります。
ライトシェアデュエットの特徴
ライトシェアデュエットには、従来の医療脱毛のイメージを払しょくするような、さまざまな嬉しい特徴があります。
大小2種類の照射口を使い分ける
ライトシェアデュエットは、大小2種類の照射口を使い分けることができる脱毛機です。
そのため、部位に合わせた効率的な施術が可能で、旧モデルの脱毛機よりも施術時間が大幅に短縮されました。
照射面積が広い「HSハンドピース」
HSハンドピースは、35mm×22mmの長方形の照射口。
吸引システムによって、皮膚を引っ張り上げながら照射するため、毛根部分と照射口の距離が縮まり、ターゲットである毛根部分を狙い撃ちすることができます。
一度に広範囲への照射が可能なので、背中や太もものような、照射面性が広くて凹凸の少ない部位に適しています。
また、照射面積が広いことから、施術時間が短時間で済むのも魅力的です。
HSハンドピースは、従来の照射口よりも約10倍もサイズアップしています。
照射面積が狭い「ETハンドピース」
ETハンドピースは、9mm×9mmの正方形の照射口。
照射口を皮膚に押し当てるような形で照射するため、毛根部分と照射口の距離が縮まり、ターゲットである毛根部分を狙い撃ちすることができます。
ピンポイントな照射が可能なので、顔やVIOなどの照射面積が狭く、凹凸のある部位に適していて、Vラインのようなデザイン性が求められる部位にはもってこいの照射口といえます。
吸引システムがついている
ライトシェアデュエットには、独自の吸引システムがついています。
この吸引システムで、皮膚を引っ張り上げながらレーザーを照射することができるのですが、吸引することによって、以下のメリットが生まれます。
メリット①幅広い毛質に脱毛効果を発揮する
皮膚を引っ張り上げることで、毛根部分までの距離を縮めることができるため、濃くて太い毛から産毛まで、幅広い毛質に脱毛効果を発揮してくれます。
その上、ターゲットとなる毛根部分を狙い撃ちすることができるので、必要最小限の出力でも、しっかり脱毛することができます。
メリット②肌へのダメージを軽減することができる
ターゲットを狙い撃ちすることで、肌のメラニン色素に反応する機会を減らすことができます。
そのため、肌のメラニン色素に反応してしまうことによる、肌へのダメージを軽減することができます。
メリット③痛みを軽減することができる
皮膚を引っ張り上げることで、皮膚と照射口との間が真空状態になるため、痛みを軽減することができます。
また、必要最小限の出力でも脱毛効果を得ることができるため、出力の高さによる痛みを軽減することも可能です。
冷却システムがついている
ライトシェアデュエットには、吸引システムの他にも、冷却システムがついていて、脱毛部位を冷却しながらレーザーを照射することができます。
冷却システムがついた脱毛機は他にもありますが、冷却することで皮膚の感覚を麻痺させることができるため、痛みを軽減することができます。
また、冷却することによって、やけどのリスクを減らすこともできるので、安全な施術が受けられます。
日焼け肌や色黒肌にも対応できる
ライトシェアデュエットに搭載されているのは、ダイオードレーザーです。
このダイオードレーザーは、メラニン色素によく反応するアレキサンドライトレーザーよりも少し波長が長く、肌の表面付近にメラニン色素が多い状態であっても、影響を受けにくいとされています。
そのため、アレキサンドライトレーザー搭載の脱毛機では施術が受けられない、日焼け肌や色黒肌にも対応できます。
もちろん、あまりにもひどく日焼けしている場合は、施術を断られる可能性が高いですが、軽い日焼け程度なら施術できる可能性が高いです。
日焼け肌や色黒肌以外だと、色素沈着を起こしている部位にも対応できる可能性があります。
日焼け肌・色黒肌におすすめなのは、「メディオスター NeXT PRO」と「ソプラノアイス・プラチナム」です。
照射漏れが起こりにくい
他の脱毛機は、照射口が丸のものが多いのですが、ライトシェアデュエットはどちらも四角形。
そのため、照射口が丸の脱毛機ではよくある照射漏れが起こりにくく、キレイにムラなく脱毛効果を発揮してくれます。
また、照射口が丸の脱毛機では、照射漏れを防ぐために重ね打ち(重複照射)しなければなりませんでしたが、重ね打ちは照射漏れが防げる一方で、肌に負担をかけてしまいます。
一方、ライトシェアデュエットは重ね打ちが不要なので、肌にも優しい脱毛が可能です。
ライトシェアデュエットには欠点もある…
脱毛効果が高くて、痛みや肌への負担も少ないライトシェアデュエットですが、もちろん欠点もあります。
- 他の脱毛機のような美肌効果は期待できない
- 痛みが強い場合がある
- 幅広い毛質に対応できるものの、細くて薄いムダ毛が得意ではない
- 日焼け肌や色黒肌にも対応できるものの、程度によっては施術が受けられない
こうした欠点をカバーするために、ライトシェアデュエットを導入している医療脱毛クリニックの中には、他の脱毛機を導入していることも多いです。
複数の脱毛機を組み合わせることで、部位や肌質に合った、効果的かつ安全な脱毛が受けられるように工夫されているのです。
ですから、ライトシェアデュエットの欠点が気になる場合は、他の脱毛機も導入している医療脱毛クリニックを選びましょう。
◎効果がほしい場合
アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザー搭載の脱毛機が導入されている医療脱毛クリニックに行く
◎痛みが気になる場合
蓄熱式脱毛機が導入されている医療脱毛クリニックに行く
(麻酔を使ったり、出力を下げてもらったりすることでも対応できます)
◎細くて薄いムダ毛もしっかり脱毛したい場合
ヤグレーザー搭載の脱毛機か、蓄熱式脱毛機を導入している医療脱毛クリニックに行く
◎日焼け肌や色黒肌でも脱毛したい場合
蓄熱式脱毛機を導入している医療脱毛クリニックに行く
ライトシェアデュエットを導入している医療脱毛クリニック
ライトシェアデュエットを導入している主な医療脱毛クリニックは、以下の通りです。
- アリシアクリニック
- リゼクリニック
- クレアクリニック
- トイトイトイクリニック
- ビューティースキンクリニック
など…
ライトシェアデュエット特化型の医療脱毛クリニックであるトイトイトイクリニックには、ライトシェアデュエット以外の脱毛機はありません。
ライトシェアデュエットの施術回数は?
ライトシェアデュエットは、吸引システムや2種類の照射口を使い分けることができるなど、脱毛効果が得られやすい工夫がされている脱毛機。
そのため、少ない施術回数でツルツル肌を手に入れることができます。
部位や肌質によって異なりますが、脱毛完了までの施術回数の目安は、以下のようになっています。
脱毛完了までの施術回数(目安) | |
濃くて太いムダ毛(VIO・ワキなど) | 5~10回 |
普通の太さのムダ毛(腕・足など) | 5~6回 |
細くて薄いムダ毛・産毛(顔・背中など) | 5~10回 |
https://totaleventmanager.jp/?p=3106
ライトシェアデュエットでツルツル肌を手に入れよう!
今回は、ライトシェアデュエットについて解説しました。
高い脱毛効果と安全性を兼ね備えたライトシェアデュエットは、世界的にも実績が豊富で親しまれている脱毛機です。
少ない施術回数で脱毛を完了させることもできるので、気になっている人は、ライトシェアデュエットを導入している医療脱毛クリニックに行くことをオススメします。