なるべく痛くない髭脱毛にしたいなら?

髭をぎゅっと引っ張っただけでもすごく痛いのに、脱毛するって痛いんでしょ?と髭脱毛に不安を持っている人は少なくありません。確かに鼻下の毛など、ちょっと引っ張ると涙が出るくらいに痛いです。

しかし今、脱毛機器の中には痛くない処理ができる機器も登場しています。髭脱毛をなるべく痛くない処理とするために、どんな機器があるか、どんな効果が得られるか知っておきましょう。

目次

痛くない髭脱毛をしたい・・痛みに弱い人

髭脱毛を考えている人の中には痛みが不安でチャレンジできないという人も少なくありません。確かにクリニックで行う髭脱毛は痛みが強く、我慢できないくらいといわれています。

光脱毛も痛みが弱いけれど痛くない方法とは言えないので、痛みに弱い人はやっぱり自己処理にしておこうという気持ちになってしまうのです。

しかし髭が濃い人は毎日髭を剃る必要がありますし、10分くらいかかるので朝の貴重な時間が短くなります。夕方になると青々した髭が生えてくる人もいて、何とかしたいと思っている人も少なくないでしょう。

髭脱毛は確かに痛いのですが、今は痛くない機器もあります。導入しているクリニックがまだ少ないので、利用できるかどうかはわかりませんが、痛くない処理をすることも可能なのです。

痛くない髭脱毛は肌が弱い人にも向いている

元々肌が弱くニキビなどができやすい男性も多いです。いつも乾燥していて、顔が粉を拭いたような状態になっている人もいます。髭脱毛をしたくても肌トラブルの可能性があると聞くと、これ以上肌が傷むのは無理・・と髭脱毛をあきらめてしまうのです。

しかし、肌に優しい処理なら肌トラブルのリスクも低く痛くない処理を選ぶこともできるのです。

光脱毛はクリニックのレーザー脱毛よりも照射強度が低めなので痛みが少ない処理方法といえます。人によっては痛みはほぼ感じないという人もいます。処理の前に冷却ジェルで冷やしてくれるのでより痛くない処理として受けることも可能です。

クリニックのレーザー脱毛も、今は毛根を破壊するタイプではなく、バルジ領域を破壊するタイプの機器もあるので、こうした処理を利用すれば痛みもなく、肌にも優しい処理を選ぶことができます。

日焼け肌の髭脱毛は痛い!痛くない髭脱毛をしたい

日焼けをしている人はクリニックや脱毛サロンに施術を断られることもあります。

一般的な髭脱毛は、メラニン色素に反応する光を利用して毛根を破壊するという方法なので、日焼けをして肌にメラニン色素が多い状態でレーザーや光を照射するのは、やけどや炎症のリスクがあるのです。

脱毛処理によって肌トラブルを起こさないように、施術できないと判断する施設も少なくありません。

日焼けをしている肌に光など照射すると痛みが強くなります。痛くない処理を希望していても、日焼けをしていることで痛くない処理とはいかなくなってしまうのです。

しかしバルジ領域を破壊する方法なら、日焼けしていても痛くない施術が可能です。SHRなどの機器を利用しているクリニックがあれば痛くない、また日焼けしている肌でも髭脱毛することができます。

痛くない髭脱毛の機器はバルジ領域を狙う機器

痛くない脱毛処理の方法としてSHRという種類の機器あります。この機器はメラニン色素に反応する毛乳頭や毛母細胞を狙った処理ではなく、毛根にあるバルジ領域を狙い処理します。

以前は毛根にある毛母細胞や毛乳頭がムダ毛破壊のターゲットだったのですが、毛の成長を担うバルジ領域を破壊することで、脱毛できることが分かったのです。

バルジ領域の破壊には蓄熱式という方式を利用し、熱をじっくりと与えることでバルジ領域を破壊するので、痛くない髭脱毛が可能となります。痛みではなく熱いと感じる処理なので、痛みに弱い人でも安心して処理できます。

蓄熱式の脱毛機器はまだ浸透していないので、どこでも受けられるという髭脱毛ではありませんが、近くの脱毛施設でこの機器を利用しているようなら、痛くない髭脱毛を受けることができます。

痛くない髭脱毛は日焼け肌にも利用できる

SHRは蓄熱式の髭脱毛ができるので、日焼けをしている人でも施術可能です。日焼けをしている人でも痛くない髭脱毛ができるのです。

一般的な脱毛機はレーザー脱毛も光脱毛もメラニン色素に反応する光を利用して髭などのムダ毛を処理してきました。しかし蓄熱式となるSHRは、じわじわと過熱するタイプの処理となるので、メラニン色素に反応しないのです。

日焼け肌はメラニン色素が多くなるので従来の方法では、施術できない事もありましたし、施術できるとしても痛みが強く肌トラブルの可能性が強いといわれてきました。SHRはそのリスクがないので、日焼け肌の髭脱毛にも痛くない方法として利用できるのです。

1年中、スポーツで日焼けをしている人や、営業で常に顔が焼けているという人もこの方法なら痛くない髭脱毛ができます。

痛くない髭脱毛の機械なら白髪や産毛にも効果的

男性の髭も人によって質が違い、固く太く根が強いという髭もあれば、細く産毛が多いという人もいます。太く濃く黒々した毛は髭脱毛する場合、痛くない処理とは言えませんが、しっかり脱毛できます。

しかし産毛の場合、メラニン色素が少ないので従来の脱毛では処理できなかったり、処理に時間がかかることも多かったのです。

SHRなど蓄熱式の処理では、熱をじっくり与えていく処理となるので、メラニン色素に反応しません。そのため、日焼け肌にも施術できますし、産毛、白髪にも使える方法なのです。

年齢を重ねてくると男性の髭にも白髪が多くなりますが、白髪にも髭脱毛ができ、しかも痛くない処理となるのですから、安心して処理できます。

痛くない髭脱毛は効果が遅い?

髭脱毛でも痛くない処理となる蓄熱式の脱毛器に利用されているレーザーは、メラニン色素に反応するレーザーとは違う種類が利用されています。

メラニン色素に反応するレーザー脱毛は、ヤグレーザーやアレキサンドライトレーザーで、蓄熱式はダイオードレーザーという種類です。このうち、脱毛効果が最も高いといわれているのがヤグレーザーですが、このレーザーと比較すると蓄熱式は痛くない代わりに、処理回数が多くなります。

[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]蓄熱式は一気にピンポイントで処理するというよりもじわじわと熱を加えていくタイプなので、ヤグレーザーのように強い脱毛効果が出ないのです。[/chat]

一般的にヤグレーザーの場合、処理から1週間くらいで脱毛し始めますが、蓄熱式の場合は、施術から1ヶ月くらいで抜け始めます。そのため、効果がないなど言われることもありますが、効果の出方が遅いだけです。

のちにしっかりと効果が出てくるのですから、痛くない髭脱毛でも処理をしたい人は蓄熱式の方が安心です。

痛くない髭脱毛を選ぶか・・痛い髭脱毛を選ぶか?

髭が濃くて毎朝処理に時間を取られているという人も、積極的に脱毛に通う時代となっています。毎朝、また夕方にも髭剃りをしなければならない人もいて、その面倒な時間を考えると髭脱毛は有効な方法です。

痛くない処理をするか、それとも痛くても効果が高い処理をするか、脱毛する際には痛みも大きな比較材料となります。

[jin-iconbox07]痛い処理は効果も高く、髭脱毛が完了するまでの期間も短くなります。痛くない処理は照射強度が低いか、脱毛するまである程度の時間がかかる処理となります。痛みについては麻酔も利用できますが、その分費用も掛かります。[/jin-iconbox07]

痛い処理か痛くない処理を選ぶか、まずここを決めて、光脱毛にするか、それともバルジ領域を破壊するSHRの処理にするか、費用やかかる期間、保証なども含めて考える必要があります。

光脱毛は髭脱毛も痛くない?

髭脱毛は他の部位の脱毛処理と比較して痛いといわれていますが、痛くない方法としてSHRのほかに、脱毛サロンで行う光脱毛があります。これもクリニックのレーザー脱毛より痛くない処理といわれています。

同じメラニン色素に反応する光を利用した処理となりますが、照射範囲が広く照射能力が弱い処理となるので、髭脱毛の処理でも痛くない方法といえます。

ただ痛みの感じ方は人によって違うので、光脱毛でも痛いと感じる人もいます。クリニックのレーザー脱毛と同じように、パチッと軽くはじいたような痛みという人が多く、我慢できない事はないけれど痛くないともいえない、そんな痛みです。

痛みを感じたくない人はSHRの方が安心かもしれませんが、SHRは導入しているところも少ないので痛みが弱い方がいいということなら脱毛サロンの髭脱毛がいいでしょう。

痛くない髭脱毛の方法で不安なく処理できる

脱毛機器もどんどん進化していて、昔はニードル脱毛しかなかった処理も、今はクリニックの医療用レーザーを利用した処理や、脱毛サロンの光脱毛など利用できるようになっています。

レーザー脱毛や光脱毛もたくさんの機器があり、その中に、痛くない機器も含まれています。

髭脱毛を少しでも痛くない処理にしたいのなら、SHRを導入しているクリニックや光脱毛を選択する、若しくは通常のレーザー脱毛で、麻酔をしてもらう等、自分似合った方法を選択するといいでしょう。