鼻毛をブラジリアンワックスで処理するメリット・デメリットは?

鼻毛をブラジリアンワックスで処理する動画やテレビ番組でタレントさんが挑戦するなど何かと話題になっています。

ちょっと引っ張っても痛いのに、激痛じゃないのか?と不安を持つ方もいますが、すっきりする!日々気にしなくていいから楽といった声も聞こえてきます。

鼻毛のブラジリアンワックスについて痛みや特徴、メリット、デメリットなど紹介します。

目次

鼻毛をブラジリアンワックスで処理する前に・・鼻毛はフィルター

ブラジリアンワックスで鼻毛を処理する人が増えています。最近はサロンではなく自宅でできるキットなどもあり、セルフで処理している方も多いです。ブラジリアンワックスで処理する前に、鼻毛の役割など知っておくべきです。

鼻は呼吸器の一部、空気を吸って吐き出すという重要な仕事をしています。空気が入り込んでくる時、空気中のウイルスなども一緒に入ってくるため、鼻に生えている毛はこれをブロックする働きを持っています。

ウイルスのほか、花粉や小さい虫、細菌類などが体内に入らないように保護する役割を持っているので、鼻毛を全部処理すればブロックするものがなくなり、風邪をひきやすくなるなどリスクもあるのです。

また毎年花粉症に苦しむ人は、フィルターがなくなるので症状がひどくなることもあります。

ブラジリアンワックスで処理したい鼻毛・・保湿保温の役割があることを理解しておこう

鼻毛と保湿、保温は深い関係にあります。鼻の奥は粘膜なので傷つきやすく、乾燥させないことが必要となるのです。鼻毛は鼻の中、粘膜が常に潤っている状態でいられるように、鼻の内部を一定の湿度にするという役割も持っています。

[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]乾燥すると鼻の奥もカサカサして突っ張ったような感じになりますが、そうならないように常に鼻毛が湿度を保っているのです。[/chat]

ブラジリアンワックスは長く伸びた鼻毛を一気に処理できる便利な方法となりますが、何度もやりすぎると内部の粘膜を傷つける可能性も秘めています。

毛についたウイルスや細菌類、花粉などを排出するために鼻をかんだりしますが、この時にも鼻の内部に潤いがなければ鼻水を作れなくなります。

インフルエンザウイルスなども湿度に弱いため、乾燥しやすい秋から流行が始まりますが、鼻の内部が湿っていることでウイルスの活動を弱めます。鼻毛が全てなくなるとこうした働きも弱くなってしまうので、ブラジリアンワックスをやりすぎるのはリスクが伴うのです。

鼻毛はニオイをかぐためにも必要?ブラジリアンワックスしても大丈夫?

呼吸をするだけではなく、鼻はニオイを感知する器官でもあります。食事の時にも鼻から食べ物のニオイをかぎ、その食べ物が何かわかっていることでメニューを認識したり、美味しいと感じます。

目を閉じて鼻をふさぎ食べ物を食べても、舌の味だけでその料理が何かわからないこともあるのです。味は舌だけではなく、目で見て、鼻でニオイをかいではじめて味として認識されています。

ブラジリアンワックスは鼻毛を処理する画期的な方法ともいえますが、気持ちいいからと何度も繰り返し使っていると必要な鼻毛が根こそぎなくなってしまいます。

鼻毛の中にある嗅毛(きゅうもう)という部分がなくなることで、ニオイをしっかりかぎ分けられなくなることもあるのです。何度もブラジリアンワックスを利用するのではなく、期間を開けて利用することが必要です。

鼻毛のブラジリアンワックス処理は手間なく楽々処理できる

鼻毛のブラジリアンワックスは通常、ハードワックスと呼ばれるものを溶かしてから鼻にいれ、固まるのを待ってから一気に引き抜きます。

鼻毛の処理といえば鼻毛カッターなどの商品を利用したりはさみを利用してカットすることが一般的です。

はさみを利用してカットしても、すぐに伸びてくるので人によっては日々確認し、必要に応じて処理しています。

しかし鼻毛のブラジリアンワックスを利用すればブラジリアンワックスが固まるのを待って一気に引き抜くだけなので、処理が楽なのです。

難しい処理ではないので誰にでもできる処理ですし、忙しいサラリーマンの方々などにとって楽な処理といえます。

鼻毛がごっそり抜けているのを見ると爽快感がありそれが癖になる!と病みつきになっている人も多いです。

ブラジリアンワックスで鼻毛を処理すれば効果が長持ちする

鼻毛は生活状況によって伸び方が違い、外部で埃や花粉など常に鼻の中に入ってくるような状態の人は伸びも早いです。人によっては3日に1度くらいのペースで処理が必要となることもあるでしょう。

しかしブラジリアンワックスを利用すれば、鼻毛が伸びてくるまでに1ヶ月程度かかるため、1ヶ月に1度くらいの割合で処理すれば、常にきれいな状態でいられます。

男性も営業職など人と会う機会が多い職業の方は身だしなみにも気を使いますが、鼻毛の処理もマナーの一つとして行われています。ブラジリアンワックスを利用して鼻毛を処理すれば、日々、鏡を見てはみ出していないかチェックすることも少なくなります。

鼻毛を処理できるブラジリアンワックスは、処理効果が長く続くこともメリットの一つです。

鼻毛のセルフブラジリアンワックスなら安い!痛みも少ない!

鼻毛のブラジリアンワックスが出始めの頃は、サロンなどに行ってスタッフの方に処理してもらう方法でした。ブラジリアンワックス自体、市販されているものが少なかったので、サロンなどに行って処理してもらうしかなかったのです。

しかし今ではドラッグストアや雑貨店などで手軽に購入できるようになりました。そのため、セルフでブラジリアンワックスを利用し鼻毛を処理する人が多くなっているのです。

お値段もお手頃で1ヶ月に1回のお手入れで十分なので、かなりリーズナブルに利用できます。セルフ用の商品は初めて利用する人でも楽に利用できるようになっているので、難しいこともなくさっと処理できます。

心配な方はサロンにいって処理してもらってもいいでしょう。また痛みについても一気に引き抜くので一瞬の痛みで、1本ずつ処理するよりもずっと痛みがない方法といえます。

鼻毛のブラジリアンワックスのデメリット・・粘膜は大丈夫?

[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]鼻毛のブラジリアンワックスは鼻の内部の毛を引き抜くため、ブラジリアンワックスを奥まで入れすぎると粘膜を傷つける可能性があります。[/chat]

鼻の粘膜はとてもデリケートで、人によってはちょっとした刺激で鼻血が出る人も少なくありません。ワックスを鼻粘膜の奥まで押し込み、固まった所で引き抜いて鼻の中に炎症が起きたり、時には出血することも考えられます。

ブラジリアンワックスを1回しかしていないのに鼻血が出た、ワックスに血がついていたという場合、出血が止まらない場合は医師に診てもらう方がいいでしょう。

また炎症を起こしヒリヒリと痛い時や、鼻の奥が腫れているような感じがある時にも、医師に診てもらう方が安心です。異常がない方でも、ブラジリアンワックスによる鼻毛処理は1ヶ月くらいは間を開けて処理することをおすすめします。

鼻毛をブラジリアンワックスで処理したら鼻水止まらない?

体毛はただ生えているだけではなく、どの体毛も体を保護するために生えています。

今は洋服を着ているので体毛も薄くなったり、なくなっている個所もありますが、洋服などなかった時代には体を保護したり、体温を保持するものがなかったため、体毛によって体温を調節していました。

鼻毛は体内にウイルスなどが入り込まないようにフィルターの役割を持っていますが、湿度を保つ役割や鼻水を抑制する役割も持っているのです。

ウイルスが鼻の奥に入り込み、風邪などに羅漢するとウイルスを外に出すために鼻水が大量に出てきます。しかしブラジリアンワックスによって鼻毛を取り過ぎてしまうと、鼻水をせき止める鼻毛がないので鼻水が出っぱなしになってしまう可能性も秘めているのです。

ブラジリアンワックスは定期的に、1ヶ月くらい間を開けて行い、短い期間で何度も行わないようにしましょう。

ブラジリアンワックスで鼻毛を処理するなら入口から1㎝くらいでとどめる!

人に合う機会が多い、また鼻毛の伸びが早くて処理に困っているという人にとって、ブラジリアンワックスはとてもいい商品です。

ただ使い方と鼻毛の働きなどを理解していないと、鼻毛を全部取ってしまったり、間を置かずに使い鼻の粘膜を傷つけてしまうことも考えられます。そうならないように、ブラジリアンワックスの使い方に気をつけましょう。

[jin-iconbox03]鼻毛をブラジリアンワックスで処理する時には、月1回程度にします。少なくとも1ヶ月は間をあけて、鼻の粘膜に傷がつかないように慎重に行います。ワックスは鼻の奥まで入れず、鼻の入り口から1㎝くらいまで挿入して利用します。[/jin-iconbox03]

こうすることで鼻の奥の粘膜に傷をつけることもありませんし、必要な鼻毛を保持できます。入口付近の鼻毛はきれいに処理できるので、見た目を損なうこともありません。

すっきりきれいに処理したい鼻毛のブラジリアンワックス処理

鼻毛の処理はマナーともいえることで、特に人に合う機会が多い方は気を使っていると思います。ブラジリアンワックスは鼻毛の処理にとてもいい方法となりますが、使い方を誤ると鼻の健康を損なう事にもなりかねません。

利用する頻度、使い方を熟知して利用するようにしましょう。