他人に見られて恥ずかしいムダ毛と言えば、両ワキや顔、腕や脚などのムダ毛を思い浮かべる方も多いと思うのですが、「鼻毛」もそんなムダ毛の1つではないかと思います。
指摘されたかどうかに関わらず、「鼻から鼻毛が出ていて焦った経験がある」という方も多いと思いますし、その逆で「鼻毛が出ている人を見かけたことがある」という方も多いはず。
鼻毛が恋愛感情に影響を及ぼすというデータもあります。
そんな鼻毛、自己処理でごまかすこともできるのですが、できれば脱毛をするのがおすすめです。
今回は、鼻毛脱毛をおすすめする理由や注意点について紹介します。
目次
そもそも鼻毛の役割って何?
エチケットの一環として自己処理をする方も多い鼻毛ですが、どんな役割があって生えているものなのか、皆さんはご存知でしょうか?
実は鼻毛には、人間の体を守る2つの役割があります。
- ホコリやウイルスなどの異物の侵入を防ぐ(フィルターとしての役割)
- 体内に取り込まれた空気の加温・加湿を行う
- 異臭を嗅ぎ分ける
よく、「口呼吸よりも鼻呼吸のほうが良い」といわれますが、この役割を見れば、その理由がよくわかりますよね。
もし鼻毛がなかったら、異物がどんどん体内に侵入し、病気になってしまうこともあるのです。
脱毛したらまずいのでは…?
重要な役割を果たしている鼻毛だからこそ、「脱毛したらまずいのでは…?」と思ってしまいますよね。
もちろん、鼻毛脱毛には注意しなければならない点もたくさんありますが、鼻毛脱毛といっても、鼻毛を全て脱毛するわけではありません。
鼻毛脱毛では、鼻の穴に近い部分の鼻毛のみを脱毛する形になります。
そのため、「鼻毛が全部なくなって不健康になってしまうのでは」と心配する必要はありません。
プロによる鼻毛脱毛をおすすめする理由
自己処理ではなく、プロによる鼻毛脱毛をおすすめする理由は3つあります。
鼻毛を全部無くしてしまう心配がない
鼻毛の役割の項目でお話しした通り、鼻毛には人間の体を守る大切な役割があります。
万が一、鼻毛の役割を知らないまま、自己判断で鼻毛を全部無くしてしまったり、「もう少し、もう少し!」と処理しているうちに鼻毛の量を大幅に減らしてしまったりすると、
- デリケートな鼻の粘膜が傷つきやすくなる
- 異物が侵入して病気にかかりやすくなる
- 異臭が嗅ぎ分けられなくなる
といったリスクがあります。
鼻水を止めることができなくなったり、鼻血が出やすくなったりする可能性もあります。
ですが、プロに鼻毛脱毛をお願いすれば、減らしても問題のない程度に脱毛してもらうことができます。
そのため、自己判断で鼻毛を全部無くしてしまうことも、量を減らし過ぎてしまう心配もなくなります。
自己処理が不要になる
鼻毛の自己処理というと、
- 毛抜き
- 鼻毛カッター
- 脱毛ワックス
といった方法が挙げられますが、いずれの方法も肌トラブルのリスクがありますし、何より面倒ですよね。
その上、結局はまた生えてきてしまうので、根本的な解決にもなりません。
ですが、脱毛をすれば、鼻毛の自己処理が不要になるので、自己処理による肌トラブルや面倒くささからも解放されますし、生えてこなくすることもできます。
鼻毛を気にする必要がなくなる
鼻毛があると、どうしても「鼻毛が出ていたらどうしよう」と不安になりますし、出先で鼻毛が出ていることに気がついて、まさに「穴があったら入りたい」という気持ちにもなりますよね。
家を出る前にチェックした時には大丈夫でも、後から出てきてしまうこともあると思います。
ですが、鼻毛を脱毛しておけば、鼻毛を気にする必要がなくなります。
そのため、鼻毛が出ていないか不安になったり、鼻毛で恥ずかしい思いをしたりすることもなくなり、自分に自信が持てるようにもなります。
鼻毛脱毛の注意点
鼻毛脱毛の注意点について紹介します。
鼻毛脱毛が受けられるところが少ない
皆さん自身も、「鼻毛脱毛なんて聞いたことがない」と思ったのではないかと思うのですが、鼻毛脱毛は脱毛部位の中でもかなりマイナー。
先ほどお話しした通り、とても鼻の粘膜はデリケートで、鼻毛を処理するのが難しい部位なので、鼻毛脱毛を行っていない脱毛サロン・医療脱毛クリニックのほうが圧倒的に多いのです。
技術を持っているスタッフでも、「鼻毛脱毛は嫌がる」といわれているほどです。
ですから、鼻毛脱毛を受けたいと思っても、受けられる脱毛サロンや医療脱毛クリニックを探す段階から苦労する可能性があります。
鼻毛脱毛を行っている主な脱毛サロン・医療脱毛クリニック
- リゼクリニック
- 聖心美容クリニック
- プリ-ト(ワックス脱毛で対応)
- 脱毛ラボ(ワックス脱毛で対応)
脱毛範囲を考える必要がある
鼻毛脱毛の場合、鼻毛を全部無くしてしまうと、「鼻毛を全部無くしてしまう心配がない」の項目で紹介したようなリスクを伴います。
そのため、鼻毛脱毛をするのであれば、鼻の穴周辺の狭い範囲に生えている鼻毛のみにとどめておく必要があります。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックの鼻毛脱毛の方法は?
先ほど、鼻毛脱毛が受けられる脱毛サロンや医療脱毛クリニックを紹介しましたが、鼻毛脱毛は主に、
- ワックス脱毛(脱毛サロン)
- 医療レーザー脱毛(医療脱毛クリニック)
- ニードル脱毛(脱毛サロン・医療脱毛クリニックの両方)
の3つの脱毛方法で施術を行う場合が多いです。
ワックス脱毛
ワックスを付けた細い棒を鼻の中に入れ、ワックスが固まるのを待ってから、一気に鼻毛を引き抜くことで脱毛する方法です。
鼻毛を一気に引き抜くので、当然ながら強い痛みを伴うのですが、短時間で気になる範囲の鼻毛をなくすことができます。
ワックス脱毛の場合は、脱毛というよりは除毛と同じものなので、また生えてきてしまうのですが、1ヶ月に1回程度お手入れをすれば、鼻毛を気にせず生活できるようになります。
ワックス脱毛自体は、自分でワックス剤を購入して行うこともできますが、できればプロにやってもらったほうが安全です。
医療レーザー脱毛(医療脱毛)
医療用レーザーを使い、発毛に関わる組織を破壊することで鼻毛を脱毛する方法です。
一言に医療レーザー脱毛といっても、
- メラニン色素に反応するレーザーを照射し、発毛に関わる組織を破壊する「熱破壊式」
- 低温の連続照射で肌に熱を加え、発毛に関わる組織を破壊する「蓄熱式」
の2種類があり、どちらも永久脱毛ができます。
熱破壊式のほうが痛みや肌へのダメージが強いので、デリケートな鼻毛脱毛に用いられているのは、肌に負担がかかりにくい蓄熱式脱毛のほうである場合がほとんどです。
医療従事者が施術を行うので、その点は安心ですが、鼻毛脱毛は高度な技術が必要で、医療従事者であっても難しいといわれています。
ですから、リスクがあることも理解した上で鼻毛脱毛を受けるようにしなければなりません。
ニードル脱毛
1つ1つの毛穴に針を差し、電流を流して発毛に関わる組織にアプローチすることで、脱毛する方法です。
1本ずつ確実に処理することができるニードル脱毛は、強い痛みを伴うものの、脱毛効果が高いのが最大の特徴。
本数が少なければ少ないほど料金も抑えられるので、そういった意味でも、鼻毛脱毛のように本数が少ない部位の脱毛に向いています。
ニードル脱毛には高度な技術が必要なので、その上鼻毛脱毛となると、脱毛できるところはかなり限られてしまうのですが、技術の高い脱毛サロンや医療脱毛クリニックにお願いすれば、安全かつ効果の高い鼻毛脱毛が受けられます。
脱毛サロンのニードル脱毛は「美容電気脱毛」、医療脱毛クリニックのニードル脱毛は「医療針脱毛」といい、安全性が高いのはやはり医療針脱毛のほうになります。
鼻毛脱毛はプロに任せるのがベスト!
今回は、鼻毛脱毛をおすすめする理由や注意点について紹介しました。
鼻毛には人間の体を守る重要な役割があるので、邪魔だと思っても全部無くしてしまうのはNGです。
また、とてもデリケートな部位の施術になるので、専門的な知識や技術を持ったプロにお任せするのがベストです。
鼻毛が気になる方は、プロの鼻毛脱毛で健康に影響が出ない範囲で鼻毛をなくして、鼻毛のわずらわしさから解放されましょう。