ブラジリアンワックスは日本にも浸透し、多くの方がサロンで、また自宅で様々な部位を処理しています。
これからしてみようかな?と思っている方に、ブラジリアンワックスの特徴やポイント、また世界のブラジリアンワックス事情についても紹介します。
目次
ブラジリアンワックスは永久脱毛とは違う
日本でもレーザー脱毛や光脱毛など、ムダ毛の根本的処理を行う人が多くなっています。しかし人に見せるのはちょっと恥ずかしいと思う部位もあります。
例えば脇毛、そしてVIOラインです。こうした処理におすすめできる注目の処理方法がブラジリアンワックスです。サロンでプロにしてもらうこともできますし、自宅で処理することもできます。
インターネットなどではブラジリアンワックスを脱毛処理としているところも多いのですが、基本的にブラジリアンワックスは除毛処理です。ワックスを処理したい部位に塗ってシートを貼るなどして引きはがすという処理になります。
毛根からきれいに除去できますが、毛根を破壊する脱毛処理とは違うので、除毛処理となります。レーザー脱毛やニードル脱毛のように永久的な処理にはなりません。
ブラジリアンワックスの特徴は?
ブラジリアンワックスの原料ははちみつ、砂糖などで商品によっては食べられるほど安全ともいわれます。自然、天然素材を利用して作っているので肌に優しいというのも特徴の一つです。
デリケートゾーンのような粘膜に近いところのムダ毛でも処理できるのは、こうした安全性の高い原材料から作られているからといえます。
脱毛処理の場合、複数回、1年から3年くらい通うことが必要となりますが、ブラジリアンワックスはワックスに毛を密着させて一気に引きはがす方法なので、行った当日、つるつるになります。
すぐにプールにいったり温泉に行くとなると衛生面が気になりますし、肌トラブルも起こりやすいのでよくありませんが、水着になる必要があるとか、ドレスを着る用事ができた時、即効性のあるブラジリアンワックスは便利な除毛商品となります。
ブラジリアンワックスの効果・・どのくらいまでもつ?
ブラジリアンワックスの効果持続時間ですが、これは毛周期によっても違うので一概にはっきり言えません。一般的な毛周期から考えてみるとブラジリアンワックスの効果は2週間から3週間くらい持続すると考えられます。
ただ毛が濃く、自己処理で剃ってもすぐに生えてくるという人は、1週間程度で毛が成長してくることもあります。
ブラジリアンワックスをすでに定期的に使い続けているという人は、逆に毛が濃くても太くても、3週間以上除毛効果が持続しているということもあります。
継続利用することで毛根が処理のたびにダメージを受けて弱くなり、出てくる毛が細くなってくる人も多いので、成長しにくくなることもあるのでしょう。
人によって処理するまでのスパンは違いがありますが、1ヶ月スパンで利用すればいいと考えておけばいいでしょう。
ブラジリアンワックスはVIOにおすすめ
ブラジリアンワックスといえばVIOといわれます。元々デリケートゾーンを処理する方法として広まった除毛処理方法なので、VIOラインの処理はおすすめです。
ただ自分で処理するとなるとワックスを塗りにくい部位ともいえます。Vラインは目で見ることができるので、処理もしやすくハイジニーナにしたり、デザインを取り入れることもできるでしょう。
IラインとOラインに関しては見えない部位なので鏡を利用して行うと処理しやすくなります。Iラインを処理する時にはしゃがんで足を開いた状態でその前に鏡を置き、ワックスを塗って剥がすというブラジリアンワックスの流れで処理します。
Oラインは和式トイレスタイルで座り、鏡を下に置いてワックスを塗るという人もいるようです。
ブラジリアンワックスは産毛が多い部位にもおすすめ
レーザー脱毛の場合、固く太く黒々している毛には高い効果を発揮しますが、薄い茶色や金髪に関してはメラニン色素が少ないので効果が出にくいといわれています。
白髪はメラニン色素が全くないので処理不能です。しかしブラジリアンワックスは毛が黒くても太くても、細くても、色が白であっても関係なく処理できるのです。
レーザー脱毛で時間がかかるといわれる背中、うなじの産毛にもしっかり対応できます。
背中やうなじは自分で処理することが難しいので、ご家族やお友達の力を借りる方がいいと思います。VIOラインとなると手伝ってもらうことはできませんが、背中やうなじなら家族でも友達でも彼でも、手伝ってもらうことができるでしょう。
ブラジリアンワックスなら産毛でもしっかり密着しきれいに処理できるので、ドレスを着用する時や水着を着用する時でも自信をもって見せることができます。
ブラジリアンワックスで脇毛もきれいに処理できる
脇毛の処理は自分で見にくい部位なのでブラジリアンワックスは難しいのでは?と考える人も多いです。しかし鏡を使って処理すれば、それほど難しくない部位ともいえます。
ブラジリアンワックスで処理する時には、VIOも脇毛もそのほかの部位も、広い範囲ではなく狭い範囲にワックスを塗ってその大きさにカットしたシートを貼って剥がすとうまくいきます。
鏡を見て腕をしっかり伸ばし、脇のムダ毛部分が引っ張られて皮膚がピンとなるようにして処理します。片手で脇の皮膚を引っ張り、もう片方の手でワックスを塗ったり、シートを貼ってもいいでしょう。
アメリカでのブラジリアンワックス事情
美容のことに熱心ですし、脱毛の機器についてもアメリカからもたらされることが多いので、除毛に関しても先進国なのか?というと、それほどでもありません。ムダ毛は日本女性にとって処理することがマナーのようになっています。
しかしアメリカでは「見えなければよし」という世界です。体臭のために脱毛処理を行うこともある様ですが、人によっては全く処理していない人もいるようです。
ただブラジリアンワックスに関してはVIOラインの処理ができることで広まり、モデルさんやセレブなどが利用しています。ブラジリアンワックスなど自己処理グッズも数多くあり、する人はする、しない人はしないということがはっきりしています。
アンダーヘアの処理は積極的でブラジリアンワックスを利用している人も多いです。
中東のブラジリアンワックス的な「アーダ」
[chat face=”josei-t-a02.jpg” align=”left” border=”none” bg=”red” style=”maru”]中東では女性以外、男性もムダ毛の処理を行っています。これは宗教上の理由で行うものです。[/chat]通常ムダ毛の処理は自分をより美しく魅せるために行うものですが、中東などイスラム圏の国の女性は全身くまなく脱毛処理が必要とされています。
全身くまなく処理するのは、宗教上の理由のほか、暑く蒸した気候なので虱やダニなどがわきやすく清潔さを保つためにも必要といわれています。
中東にはブラジリアンワックスと同じようなワックスがあります。ブラジリアンワックスのようにワックスを肌に塗って剥がすという処理です。
ブラジリアンワックスと同じように砂糖、はちみつ、レモンなどを利用して作るアーダという物です。気軽に利用できるように、スーパーなどで販売されているというのも驚きです。
ブラジルはブラジリアンワックス発祥の地
ブラジリアンワックスは名前にブラジル的な要素がありますが、発症はアメリカです。
ブラジリアンワックスを最初に作ったのはニューヨークに暮らす7人姉妹でしたが、実はこの姉妹たち、ブラジルからニューヨーク、マンハッタンにきてエステを開いた姉妹です。
元々ブラジルで利用していたワックスをアメリカにブラジリアンワックスとして広めたとされています。
ブラジルには世界でも知名度の高いリオのカーニバルがあります。リオの衣装は非常に派手で露出度も高いです。リオのカーニバルに出ているダンサーたちを見ると、全身きれいにムダ毛処理されています。
暑い地域ですし、普段から露出度の高い洋服を着ているので、ブラジリアンワックスなどでムダ毛処理することが必要だったのでしょう。
ブラジリアンワックスは手軽にできる除毛処理
少し前まで日本ではVIOラインの処理を積極的にする人は少なく、モデルさんなど一部の人以外、興味を持っている人は少なかったと思います。
しかし現代、自分が介護されるときのことを考えてVIOラインの脱毛を考える人もいるのですから、かなり意識が変わりました。
ブラジリアンワックスなら自宅で気軽にムダ毛を処理するこができます。ブラジリアンワックスについて知識をもっていればより使いやすいでしょう。