肌の露出が増える時期になると、ムダ毛のことが気になりますが、皆さんはどの部位を気にしていますか?
腕や脇などの自分の目で確認できる部位だけをキレイにしていても、「背中は産毛がびっしり…」という方も、実は少なくありません。
女性は特に、水着やドレスなどを着る機会もあるので、背中の産毛は脱毛しておくと安心です。
今回は、そんな自分の目では確認できない部位の「背中脱毛」について、詳しく解説します。
目次
背中脱毛の範囲は?
背中脱毛の範囲は、背中全体です。
ほとんどの場合、
- 背中上
- 背中下
と上下にわかれています。
背中上は肩から肩甲骨の下あたりまで、背中下は肩甲骨の下から骨盤の上あたりまでが、それぞれの脱毛範囲になります。
なお、背中脱毛にはうなじや腰は含まれない場合が多いので、うなじや腰も含めて脱毛したい場合は、
- 最初から全身脱毛を受ける
- 背中脱毛にうなじと腰を追加する
といった形で契約する必要があります。
背中脱毛のメリット
自己処理が不要になる
産毛とはいえ、背中にムダ毛が生えていることが気になって、頑張って自己処理をしていた方や、処理を家族や友達に頼んでいた方もいると思います。
背面ですから、自己処理が難しい上にうっかり背中を傷つけてしまうリスクもありますし、家族や友達に頼むにしても、やはり気が引けるもの。
背中脱毛をすれば、背中の産毛がなくなるので、自己処理が不要になります。
これからは大変な思いをして自己処理をする必要も、家族や友達に頼む必要もなくなりますよ。
プロの手によって安全に処理してもらえる安心感もあるので、そういった意味でも脱毛がおすすめです。
背中ニキビの予防になる
背中は元々皮脂腺が多く、皮脂分泌が活発な部位ですが、背中に産毛や毛穴があることで皮脂が溜まりやすくなり、ニキビの原因になってしまいます。
ですが、背中脱毛をすれば、背中から産毛が消えて毛穴も徐々に引き締まっていきます。
そのため、皮脂が溜まる産毛や毛穴がなくなり、背中ニキビを予防することにつながります。
背中が開いたファッションが楽しめるようになる
背中がキレイだと、ドレスや水着など、背中が大きく開いたファッションでも堂々としていられますが、産毛がびっしり生えていると、背中が大きく開いたファッションをするのは気が引けるもの。
誰かに見られて「あの人毛深いね…」なんて思われたとしたら、女性としてはショックを受けると思います。
大人になれば、結婚式などに招待されてドレスを着る機会や、おしゃれな水着を着て海やプールに行く機会も増えるもの。
ですが、背中脱毛をすれば、背中の産毛を無くすことができるので、背中が開いたファッションも楽しめるようになります。
産毛が無くなることで、肌本来の色が明るみになるので、背中の肌色もワントーン明るくなりますよ。
背中脱毛の回数と費用
背中脱毛の回数と費用は、脱毛サロン(エステ脱毛)・医療脱毛クリニック(医療脱毛)で異なります。
エステ脱毛の回数と費用
毛量や毛質、脱毛方法などにもよりますが、エステ脱毛の場合は12回~18回程度の施術が必要です。
仮に2ヶ月に一度のペースで通ったとすると、完了するまでには2~3年程度かかる計算になります。
背中脱毛の費用は、背中上・背中下を合わせると、12回で10~12万程度です。
※大手脱毛サロンの料金を例に算出
ただ、12回で終わらない可能性があることも考えると、多めに見積もって15~20万円は覚悟しておく必要があります。
また、料金が15~20万円になると、「全身脱毛をしたほうが安上がりなのでは?」ということにもなってきます。
背中以外にも気になる部位があれば、全身脱毛で背中も一緒に脱毛してしまったほうがお得です。
医療脱毛の回数と費用
エステ脱毛と同様、毛量や毛質、脱毛方法などにもよりますが、医療脱毛の場合は5~8回程度の施術が必要です。
仮に2ヶ月に一度のペースで通ったとすると、完了するまでには10ヶ月~1年4ヶ月程度かかる計算になります。
中には10回以上の施術が必要な場合もありますが、多少時間がかかった場合と比べても、エステ脱毛の半分程度で脱毛を完了させることができます。
背中脱毛の費用は、背中上・背中下を合わせると、5回で6~12万円程度です。
※大手医療脱毛クリニックの料金を例に算出
医療脱毛の場合も、5回で終わらない可能性があることも考えると、15~20万円は覚悟しておく必要があります。
「回数のわりに高い!」と感じるかもしれませんが、高い分早く脱毛を完了させることができるので、早く脱毛を完了させたい方は、医療脱毛をおすすめします。
背中脱毛は「蓄熱式脱毛」がおすすめ!
背中に生えている産毛は、腕やワキのムダ毛とは毛質が異なり、細くて薄いですよね。
中には産毛とはいえないムダ毛が背中に生えている方もいますが、ほとんどの場合、産毛が生えている方が多いと思います。
この産毛の脱毛には、「蓄熱式脱毛」がおすすめです。
蓄熱式脱毛は、黒い色素に反応する仕組みの脱毛方法である、脱毛サロンのIPL脱毛や、医療脱毛クリニックの熱破壊式脱毛とは異なり、発毛を促す組織の1つである「バルジ領域」をターゲットにしている脱毛方法です。
低温の熱を連続照射し、肌に蓄熱させることでバルジ領域にアプローチするので、照射時の痛みもほとんどありません。
黒い色素に反応する仕組みの脱毛方法だと、どうしてもムダ毛に含まれる色素の濃さに左右されるため、産毛のような色素の薄いムダ毛では脱毛効果が得られにくくなります。
もちろん、ツルツルの状態にすることはできますが、他の部位よりも多くの施術回数が必要になり、脱毛完了までに時間がかかる可能性があります。
ですが、蓄熱式脱毛であれば、色素の濃さに左右されることなく、発毛を促す組織にアプローチできるので、産毛でも脱毛効果が得られやすいのです。
導入されている脱毛サロン・医療脱毛クリニックはそれほど多くはありませんが、お近くに導入しているところがあれば、行くことを検討してみてください。
【脱毛サロン】
導入している脱毛方法 | |
ストラッシュ | SHR脱毛 |
ディオーネ | ハイパースキン法 |
ラココ | SHR脱毛 |
【医療脱毛クリニック】
導入している蓄熱式脱毛機 | |
レジーナクリニック | ソプラノアイスプラチナム |
フレイアクリニック | メディオスターNeXT PRO メディオスターモノリス 他 |
アリシアクリニック | ソプラノチタニウム |
リゼクリニック | メディオスターNeXT PRO |
背中脱毛を受けた後の注意点
最後に、背中脱毛を受けた後の注意点について紹介します。
まず、背中脱毛を受けた当日は、激しい運動や飲酒などを避けることが重要です。
激しい運動や飲酒によって体内の熱が上昇すると、皮膚に炎症を起こしたのと同じ状態となってしまいますし、レーザーや光で刺激された肌がますます乾燥しやすくなってしまい、良くありません。
また、同じように体内を温めてしまうため、当日はシャワーで済ませるようにしましょう。
[jin-iconbox03]どこの脱毛サロンや医療脱毛クリニックでも、施術後にしっかりと保湿ケアをおこなってくれるかと思いますが、自宅に帰ってからも必ず保湿ケアを行いましょう。
ボディ用の保湿ローションなどを丁寧に塗り、いつも以上に保湿ケアを徹底しましょう。
[/jin-iconbox03]万が一、肌に異常があった場合には、すぐに施術を受けた脱毛サロンや医療脱毛クリニックに連絡を入れるようにしてくださいね。
背中脱毛をすれば後ろ姿に自信が持てる!
今回は、背中脱毛について解説しました。
自分の目では確認できない部位であるがゆえに、ムダ毛チェックを怠ったり、「この人の背中毛深い」なんて思われる可能性があったりする背中ですが、背中脱毛をすることで、背中が開いたファッションでも後ろ姿に自信が持てるようになります。
また、難しい上に危険な自己処理をする必要もなくなりますし、背中ニキビの予防にもなります。
皆さんも背中脱毛をして、キレイな背中を手に入れませんか?